今こそネットショップをはじめよう。
飲食店の営業が難しくなってきている今、ネットショップの存在に助けられたり、その可能性を強く感じている方も多いのではないでしょうか。
僕もそのうちの1人です。
LIGHT UP COFFEEも、人が集まる渋谷PARCO店はしばらくの間休業、吉祥寺店と下北沢店も持ち帰りをメインに時間短縮での自粛営業としています。
そんな中、家でコーヒーを楽しむ方がネットショップでコーヒー豆をご注文してくださるおかげで、なんとか僕たちは価値を伝え続けられています。
前、こんな記事を書きましたが、今日はもっと具体的に、これを見た人がすぐにネットショップを開けるようにご紹介していこうと思います。
売るものを決める
店舗ではなく、ネットで何を販売するか。カフェの場合はコーヒー豆の他にも、日持ちするお菓子もあるかもしれません。これを機に、Tシャツやトートバッグなどのグッズを作ってみるのも手かも。
お店やブランドのコンセプトとして、何を売るのがユーザーにとって「おもしろい」のか、が決め手になるかもしれません。
例えば僕たちは、コーヒーを家で「気軽に」楽しむ商品として、ティーバッグ式のコーヒーを作って、ネットショップで家にお届けしています。(しかも気軽さを大事に送料無料で届けています)
他のお店にない価値とか、そのお店らしさとか。インターネットの世界はリアルよりももっともっと気軽にいろんな比較ができるので、その中であえてそのネットショップを選ぶ理由はなんなのか。価値や世界観をちゃんと伝えることが必要かもしれません。
ネットショップで送るのに飲食の場合は免許や許可、必要な表示などもあるのでモノが決まったら地域の保健所に一度相談にいきましょう。
送り方を決める
売る商品を決めたら、発送方法を決めます。クロネコヤマト、佐川急便のような業者さんにお見積もりを依頼したり、ポストに投函できるものはネコポスやクリックポストといった格安の発送方法もあります。
送料次第でパッケージや売る量を考える必要があるかもしれません。
僕はパッケージ通販というサイトでよくパッケージを決めて、箱はアスクルやアマゾンなどで仕入れています。パッケージはサンプルももらえたりしますよ。
デザインする
せっかくなので、パッケージや同梱物のデザインをしましょう。
店舗の対面接客がない分、どんなものがどんな届き方で届いたか、モノの体験がすべてになってくるので、デザインがお店以上に大事だと思います。
デザインはIllustratorで作って、印刷会社に入稿。自分で印刷する場合はパワポとかKeynoteとかでもデザインを気軽に作れるかもしれません。
たくさん売っていこう、となった場合はやっぱり印刷をしてもらうのが楽だし、デザインのできる幅が多くてとっても使いやすいのでできればIllustratorあると超便利です!
シールやカードはadprintをよく使っています。安くすぐ届きますよ。
ネットショップの登録
さて、売るものと送り方、デザインまで決まったらあとはネットショップを作るだけ。僕が使っているSTORESは、ページデザインから商品登録まで本当に一瞬で終わって、発送管理も最高に使いやすいです。
リアルで直接見れない分、選びやすくなるように写真も明るくみやすく、複数枚あった方がいいと思います。
どんな風にオーダーが来て、どんな流れで作って発送できるか、オペレーションの確認もしてみましょう。
告知
ネットショップをつくったら、あとは告知するだけ。Twitter / Instagram / FacebookなどのSNSでどんどん告知していきましょう。今ならnoteで記事にして発信をしてもいいかもしれません。
すでに店舗を持っていて、多くのファンを抱えている場合は大丈夫かもしれませんが、普通に待っているだけではその魅力はなかなか届かないので、商品1つ1つの楽しみ方や、作ろうと思った背景、ブランドの思いなど、いろんな側面でいろんな形で1人でも多くの方に届くように、辛抱強い発信が必要だと思います。
まずはじめてみよう
何よりも、まずはじめてみることが大事だと思います。
店舗経営をすでにやっている方も、今こそネットショップを使って価値を伝えるタイミングです。
これからお店を作ろうと考えていた方も、いつか将来お店をやりたい方も、まずはネットショップで広めることが真っ先にできることです。
はじめての方には抵抗もあるかもしれませんが、まずどんな感じか、はじめてみないことにはわからないので、とにかくやってみることをおすすめします!
何より、遠く離れた方にも、伝えたい体験をお届けできるのは、本当に楽しいです。嬉しいことです。
ネットでもリアルでも一緒かも
ネットだからこそ何を売るのがいいかを考えていたりするけど、店舗で使える回数券やセミナーチケットを売ってもいいと思っています。
僕が大事だと思うのは"OMO" (=Online Merges with Offline)という考え方。オンラインもオフラインも同じ。ユーザーにとって、帰り道にお店寄って買っていこうと思うのか、帰りの電車の中で商品を買うのかはもはやどっちの選択肢も同じ世界にあって、リアルとネットの垣根がなくなっていているという概念。
確かにそうだと思います。僕のお店のコーヒー豆も、実はお店の近くに住んでいる方が買ってくれていたり。店舗に行けないからネットで買うというわけではなくなっています。
店舗を持っている方も、店舗での体験を楽しんでもらえるためのもう一つの接点がネットショップになるかもしれませんね。
今だからこそできること。
まだの方はぜひ気軽にネットショップにチャレンジしてみて、価値を広めていきましょう!
川野優馬
さいごに
SNSやってます。どなたでもお気軽にコメントやフォローお待ちしております!
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Instagram: @yuma_lightup
Podcastでも最近はコーヒーの発信をしています。
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