それもひとつの «愛のカタチ»
私と彼は、職場が隣の駅
そして自宅が30分圏内という近さなので
このコロナ禍でも毎週会っている。
しかし先日、学生時代の友人と話したところ
彼女は彼氏と半年以上会っていないようだ。
同じ関東圏内の、ぷち遠距離恋愛。
会わない理由は、彼女の仕事にあった。
彼女は公務員の中でも、一際
コロナに感染したらマスコミに叩かれるような
そういう仕事をしている。
だから«今»は会えない、そう言っていた。
けれど同時に
この«今»がいつまで続くのだろう、とも
嘆いていた。
仕事を理由に会えない。
恋人への感染を心配して会わない。
ひとえに«相手への思いやり»が
«今は会わない»という行動に繋がっている。
それも1つの愛情やなーと思う。
しかし別の友人は
「好きなら会いたくてたまらないはず。
なんだかんだ理由をつけて会わないのは
その程度の気持ちだったってことだよ。」
とも言っていた。
彼は、終わりの見えないコロナ禍で
«今» お互いが会える時間を精一杯
楽しむ方がいいという価値観だった。
もちろんワクチン接種や消毒など
できる限りの事はした上で。
彼のような価値観も、愛情だと思う。
どれも間違えではなくて、そして
この問題に正解はないのだなと思う。
だからこの点を、連絡頻度などの問題と同じように、しっかりと話し合うことが、大切なんだろうなと。
私は彼と、この点を話したことがない。
コロナ禍でも食事に行ったり
旅行を提案したり、、
そういった面から、気にしないタイプだと
私は彼を判断していた。
しかし私の思い込みの可能性もある。
だからこそ週末、話し合ってみようと思った。