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ニッポン城めぐりの話 #1

「ニッポン城めぐり」は昨年の秋頃に
夫が一緒にしようと探してきたゲームアプリだ。
まぁ簡単に言うと、自分が武将(殿様)になって、
行った先でアプリを開くと
その辺りにある城を取ることができる。
(城攻めというようだ)
近くにいる武将(茶人とか忍者もいる)が
家臣になりたいと言ってくる。
城集めと家臣集め、城造りもできたりする、
毎朝のクイズや家臣を慰労したり
家臣クエストがあったりと
なんか盛りだくさんなゲームである。

城を取るというのは
スタンプを押すみたいなところもあり、
時々あちこち行ってはアプリを開いて
「城取れたー!」と征服欲を満たしている。
今のところ、「巻きずし教室」が「まきびし教室」に聞こえるくらいにはハマっているので、
もっと早くからしていればよかったと思う。

さて、私たち夫婦は昨年の11月
長野県に行ったのだが、
その途中の高速道路(多分名神だったか)で、
アプリを開いた時、織田信長に出会った。

織田信長!織田信長!
織田信長が私の家臣に!!

ゲームの世界とは言え恐れ多すぎて手が震えた。
ホントに私でいいんですかと聞きたいくらいだった。
ちなみにその時に井伊直弼や石田三成も私の家臣になったので何でもありの世界線である。

さてそのゲームを始めてから
私の中で武士的な(?)言葉が流行っている。
毎朝、夫が出かける際に
行ってらっしゃいの代わりに
「牛馬とカゴには気をつけるのじゃぞ」と
言って送り出している。
(牛馬は自転車とバイクで、カゴは車)
夫は「ハイハイ行ってきまーす」と 
反応が薄いけども。
(「あいわかった、行って参る」とか返してほしい)

ちなみにこのゲームのことを広島の人に話すと
みんな異口同音に
「毛利元就どこにおるん」と聞く。
多分、安芸高田だと思うので
そのうち行こうと思ってはいるが、
広島県民の毛利元就への愛を感じる話である。

(このシリーズは不定期でまたあれこれ書きます)








 









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