俳句10句よんでみた part.43
年齢が増えても賢くはならず、嫌なことがあっても部屋に引きこもるしかできません。
部屋でふて寝していると静かなものだから、部屋の中に猫が集まってきて一緒に寝始めます。その2匹の猫たちを交互に撫でて、ご飯とかトイレの掃除とかブラッシングとか要求に応えていると今度は忘れていたはずの自分の過去の失敗を思い出してきて、ぞっとして、何も考えたくなくなりました。
心が健康だからこそ、猫に癒されることができます。心が不健康だとちょっと慰められていると思っていても、猫の世話も惰性になり、ぼーっとしてくだらないことばかり考えてしまうのです。
日本は治安が良いと言われますが、女性が1人で歩き回れるような国でしょうか。また男性も必ず危険がないと言えるでしょうか。
いてもたってもいられず、夜の散歩に出かけましたが、おそらく6キロほど歩いただけで、体が疲れる間もなく、足を痛めて帰ってきてしまいました。往復6キロですから、2、3キロ歩いて足の指が痛くなってしまったのです。
2022.10.27
禽獣や秋風の千切る魂
ススキ野を踏み倒し行くかくれんぼ
鳴き叫ぶ秋の夜ありしケージにて
巣を転々世界征服企むか
秋の虫骨髄注射の幻痛夜
プレガバリン3倍増えた秋痛し
もしもしと耳の遠かる叔父の逝く
闇夜にて女1人で歩かせて
新月や鳴き声の追いかけてくる
2022.10.28
山里の秋眠怠に横たわり
民民と叫ぶは眠たし暮れの国
衆望の民主主義の実りは梢
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