我が家の庭の風景 part.133 こぼれ種
昨年育てたトレニアが今年も夏の終わりから咲き始めた。ただ花つきは良くなくてまばら。こぼれ種で花壇を作るのは難しいようだ。
こぼれ種で芽吹いた植物は、雑草の間から生えてくる。雑草ごと土をきれいに取り除いてしまえば、せっかくのこぼれ種で芽吹きかけていた植物の命まで狩ってしまう。結局は命の選別をしなければならない。
紫の紫蘇や青紫蘇は、色合いもおしゃれでこぼれ種の園芸植物とコントラストが良いかと思っていた。ところが、そのしそが草丈が高くて、せっかく芽吹いた他の植物を隠してしまうのだ。途中料理にも使うので、紫蘇の高さを調整しようとしてみた。しかし、ちょうどいい高さにしておくというのは難しい。
さらに、私の花壇は、何故かエノコログサやススキに好まれる。きっとそういったイネ科の植物が生えやすい条件があるのだろう。まだ原因を調べた事は無い。
また、種から育った植物は、白っぽい花ばかり生育旺盛だ。庭先で野良猫が白っぽい猫ばかり産むのと何か関係しているのだろうか。
それには、他の植物に負けないように少しでも日差しを浴びようというのか、草丈がどんどん伸びている。それを切ってしまうとずっと花が咲かない。それならば多少花つきが悪くても花が咲くのだから、このままにしておいたほうがマシかと思っている。
一方で、多少不格好でもこぼれ種子と通年植えてある植物で花壇が埋まってきたのは嬉しい。見た目にはニッチもサッチも行かないという感じであるが、私は今年前進した。それは園芸技術の向上というより手間とお金が以前よりかからなくなったという事だ。
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