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「窓辺の猫」第八十回 猫がハゲました

 こんにちは。しばらくnoteの記事がランダムになると思います。曜日でテーマを決めていても、これまでもしれっとその曜日のテーマに合っていなかった事はありました。しかし諸事情ありまして、体調不良やらそれで仕事がとんだりやら、今ちょっと私元気がありません。いろいろ考えることがめんどくさくもう本当に思いつくまま書きたいんですね。

 皆さん、急な病気で、自分が倒れたら飼い猫たちは、どんな反応をすると思いますか。私の場合、持病があるので、大体わかってはいたのです。基本的に布団の中で悶えているわけです。それで猫たちはなんだろうと様子を伺っては見るものの、一緒にくっついて寝ちゃおうかなぁなんて考えてもしまうわけです。多分私の場合は声が出るので、そこまでひどくないと思うのかもしれません。これは人間も同様で、熱が出たり、気を失ったりしない限りは大したことがないだろうと病院でも思われるわけですね。別に病院が冷たいわけじゃなくてできることがないわけです。猫たちも私に対してできる事はありません。
 だから、手をぺろぺろ舐めてくれたりするのもしてあげられることがないから、猫たちも自分の不安を和らげるためにとりあえずやってみるんだと思います。

 舐めてくるくらいはいいんですよ。ところが人間のそばを取り合って、威嚇し合うのは困ります。雌猫たちなので、直接的な大喧嘩はまだしていないものの、白猫たちが調子に乗って三毛猫先輩に威嚇するんですね。

 それで、猫たちを数時間ごと追い出して、1頭ずつと一緒にいてみたわけです。すると戻ってきた三毛猫先輩。なぜか後輩たちを部屋に入れてあげるわけですね。そして走り回ったのです。威嚇されたらジャンプジャンプ。いわゆるやんのかステップとかシャーシャー言ったりとかはしませんでした。先輩の奇行に恐れをなしたのか、結局後輩たちは私の膝を三毛猫先輩に譲りました。そもそも後輩の白斑猫たちは膝に直接乗った事は無いんですね。頭を持たせかけたり、くるぶしを枕にされたりするだけです。

 甘えてくるので、最近嫌がっていたブラッシングを長毛猫に念入りにやってあげたら、いきなりパシッと手を叩かれました。それが痛いのなのって。まだ家猫生活2ヶ月ちょっとで爪も切れない、足の毛も切らせないわけです。

私のカットの仕方が悪くて、顔周りの毛がザンバラ。

 短毛の娘猫の方も、私が具合が悪くなってから今までより長くブラッシングさせてくれます。ただ遊んでほしいと前よりムームー鳴きます。一人遊びをするので長毛猫よりはマシです。長毛猫は、相手がいないと遊びません。

遊んで〜。

 くっつくけど手入れは嫌がる猫たち。腹痛に加えて猫にバシバシ叩かれて弱り目に祟り目。思い切り爪たててきた長毛猫はしばらく追い出したら拗ねました。三毛猫先輩は私を心配しすぎたのか、1日でまた横腹の毛が禿げました。翌日一緒に寝ている時に気付いてびっくりです。ハゲるほど心配しなくていいのに。白斑短毛猫も顔の洗いすぎか、翌々日に目の上の毛が両側とも薄くなりました。アレルギー持ちの猫たちは繊細です。
 とはいえ、猫たちの序列もできて距離感もお互いに分かるきっかけにはなりました。

目の上少しハゲ猫。

 腸閉塞は猫もなる病気です。今回のきっかけはもしや金属アレルギーかなあ?なんて思ってます。イレウスが大したことないなら、あの異常はきっかけそれしか思い浮かびません。猫たちもアレルギー持ちなんですよね。猫も私も似たような持病なんてやれやれ。
 猫たちだって吐かせるしか手段がないんですから、私だけ耐えられないなんて弱音を吐かないようにします。今回はなんか騒ぎすぎました。自分の経験が生かせれば、猫たちがそうなった時に少しは対処できる気がします。

食べすぎ注意だぞ!

 ちなみに我が家の一番のポチャ猫は、私が具合悪くしている5日間の間に500g痩せました。私が見てない間に暴飲暴食すると思ったのに・・・?痩せたのはよかった。でも、猫に心配かけないようにしないと。
 夜間病院のお世話にならず、猫に心配もかけないイレウスのやり過ごし方を考えねばなりません。猫のハゲは笑い事じゃないですが、励まされました。

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猫様とごはん
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