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GWに庭造りをしようとしているけれど?
この記事を書いているのは、4月の半ばである。
GWは家に引きこもっている予定だ。
実際に薬草ガーデンを作るなら、この機を逃す手はない。
ぐずぐずしていると梅雨に入って、ハーブを地植えしていられなくなる。
いちから庭の造形をしなくても、かつて池だった場所が二か所ある。
そこに植栽すればいいのである。
植物も集まってきて、庭の真っ白な石楠花は終わりかけているが、繁った枝を切るにはよいタイミングかもしれない。
日当たりのいい場所と樹木で半日陰になっている場所もちょうどよくある。もとは石工さんや庭師さんが作った庭なのだ。150年以上経って、住んでいる子孫が元の風情の見る影もないものにしてしまった。
ハーブや花を一時裏庭の畑に植えている。それを前庭の自然石の場所に植えればいいだけだと4月に入ってから気づいた。
和風の池の周りにほぼ洋風の園芸植物って合うだろうか。やってみなければわからないが、まずどこまでできるかもわからない。
途中で投げ出すか、あまりにもひどすぎて書くネタにならないことを恐れて、4月のうちにこうして薬草ガーデンを作るんだ!という気持ちを書いておくことにした。
庭に投げ出された鉢植えたち。玄関近くの花壇はその植栽のために一度空っぽにしなければならないだろう。
ネモフィラが群生したら、手前にはいろいろ植える必要はなかったが、それほど芽が出なかったので仕方ない。ネモフィラは移植した畑の隅においとこうと思う。
とりあえずGWに父が帰宅して空いた場所があると野菜の種を同じ場所に幾度もまいたり、果樹を植えたりするので父が帰るまでは花などで埋めておかなければならない。
大根もせっかく種をとっておいても、わざわざ種を買ってくるのだから。
調べてみると、ローズマリーの草丈が木のように伸びて自然石に見事にマッチしたりするようで、それほどハーブが育ちやすい環境はうらやましい。おそらく水はけの問題か、うちではローズマリーが大きくならないのだが、今年は枯れずに料理などに利用できてきるので、いよいよ景観をよくするために使ってみようと思っている。
しかし大きく繁るものは手入れが大変だから手を出さないつもりだ。ただでさえ野イチゴの茨いっぱいだ。
これを書いている間にも、気が向いて、途中で庭に出て草むしりをしてきた。鍬などを振るって小一時間ほどだ。
とんでもなく疲れた。それでも依然として雑草だらけだ。
ただ、救いだったのは、草を取るたびにドクダミの匂いがすることだった。汗が吹き出して、顔の湿疹にしみて痛痒かった。
体がすぐだるくなった。お腹も痛くなった。しかしその痛みや痒さをドクダミの香りが緩和してくれるような気がした。ドクダミにはそんなに虫もつかない。
さすがの薬草だ。自然石の石組みにも似合っている。
ドクダミはそんなに必死になって抜かなくてもいい。チンキにして利用するつもりであるが、ある程度残しても景観は悪くならない。
ドクダミの生えている所に何を植えるか考えなくていいから助かる。
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