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我が家の庭の風景 part.69

1週間が10日くらいの感覚になっているようだ。
noteを始めたのが2020年12月頃。
毎日投稿は翌年の6月に始めて、既に700日以上を超えて2年を過ぎ、来年には1000日投稿になる予定だ。
だから、毎日投稿を始めた頃に書き始めたこの「我が家の庭の風景」シリーズも1週間に1本ペースなら、part.100を超えていなければならない。ナンバリングのミスはよくするけれど、それにしても30も数え間違っていることはないだろうから、私はやはり1週間に1本も庭の話をかけていないのだ。

梅雨に入ったこの季節、恵みの雨で植物の成長はあっという間だ。
6月6日は芒種で昔の暦では稲や麦の種を播く時期だった。
今は大体4月から始まり、GW後に水を湛えた田んぼに小さな苗が整然と並ぶことが多いような気がする。

我が家の庭ではさすがに稲作はやっていないが、とうもろこしが穂を出し始めた。雨で折れるかと心配していたら、全くの杞憂でむしろ生き生きと葉の艶がよくなった。雨粒を力強く弾いて、ものともしない。

6月の初めに東海地方はひどい雨で畑が浸かった。
家を片付けて、畑の水を抜いてと作業に追われて6月の半分が終わるかと思えば梅雨のうっとうしさは一入で、気が滅入ることだろう。

こんな世の中の不幸の最中に、我が家の植物たちは憎らしいほど強く生き抜いている。父が肥料を過分にばらまいても、カメムシがしつこく襲い掛かっても、何とかかんとか生きている。わたしも生かそうとしている。

去年と今年の違いは何なのだろう。去年ならばそのまま枯れてしまったであろう植物たちに、私はどんなことをしているのか。気になったので、過去の記事を読み返そうとしたところ、ちょうど同じ6月13日に記事をあげていた。

6月13日でpart.24ということは、やはり当初から1週間に1本書けていなかったのか・・・と思いそうになったところ、マガジンに固定している「我が家の庭の風景 Part.1」の投稿が2022年の1月2日だった。まだ、2年も経っていなかった。冒頭に書くペースが遅いなと感じていたのは、勘違いだ。

さらに私は、去年から庭作業に熱心になりだしたようだ。今年は野菜を枯らさないなと前述で自画自賛したばかりだが、実は去年の方が実りはよかった。ミニトマトが私の身長を追い越しそうなほど成長していると思っていたら、去年の6月13日の記事を読み返したら、この時期にはすでにトマトが赤くなり始めていた。
実付きの数も悪くない。

セロリやディルやニンジンの白い花が地味に咲いているとも書いている。今年もまたスープセロリを植えたが、まだ収穫には至っていない。ディルはまだまだ料理に活用しており、蕾もついていない。ニンジンの花が咲くどころか先月芽が出て、収穫は1本もしていないい。

柿の実は多くついている。しかし、相変わらず品種の分からない柿は青いうちから鳥に大好評で、今年は既にヘタを枝に残して、実は一つも残っていないように見える。

今年は、作物の育ちがいい。うまく育てられていると感じていたのは、これも私の勘違いだったのか。これから枯らせば、もとの黙阿弥か。去年と変わらぬ私のままか。

或いは、植えている野菜の種類が少ないのは、去年より賢くなったのかもしれない。ただ、ケチになったとも言えるけれど。

今までやったことはなかったが、去年の記事と見比べて、さらに悪いことになっていないか探したい。復習しないと、全然できていないのに、去年より成長したつもりになって勘違いで気をよくしてしまう。それは、あまりに恥ずかしい。

実は庭もますます散らかって、このnoteの記事も以前よりとっ散らかっているなんていうのもありうる。


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