「晴れの日はヘタの横好き」第十九回　全部切る

花を切るって勇気のいることです。
特に切り花用ではなく、庭で咲かせて楽しむ花々。
金魚草や矢車草など草丈が高いものは、切り花にして仏壇に飾ることもあります。
しかし、茎がヒョロヒョロして折れやすく、葉っぱがスッキリして花瓶が埋まらないものは、部屋に飾りにくいです。
白い花と長い茎が繊細で春風が似合っていたアフリカンアイズもその一つ。

水切れか、窮屈で根元がカビたのか、枯れてきたので、地面に植え替えることにしました。

花を切り落として、その花は仏壇に一応供えました。

シクラメンも葉っぱをちょきちょき容赦なく切り落としてコンパクトに。

正月に咲いて数ヶ月花瓶で生き続けた寒菊も花を切ってから調子が良いです。

この調子でいまから花芽がついたら、お盆頃に咲きそうだと思っていますが、そんな都合よくいきますか？盆と正月に咲いて水替え頻繁にしなくても数ヶ月枯れない菊。
本当にそうなら、家族にすすめてまた買って後二株植えたいです。
仏花を買う必要がなくなります。
これは白花なので、黄色い菊もほしいところですね。

しかし、ご先祖様は仏花を節約しても許してくれるでしょうか。ご先祖様の心が広いことを祈ります。

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