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挿し芽で殖える千日紅で花のある暮らしを
真夏は植物の植え替えや挿し木に不向きだとどこかで聞いた。
しかし、そうとも限らない植物もあるようだ。
不勉強で千日紅が挿し芽できると知らなかった。もしかして、たいていの茎がしっかりした植物は挿し芽ができるのだろうか?
玄関に飾った千日紅の花持ちが随分良いなと思いながら、3日ほど水替えをしなかった。
そして、あまりにも元気が良いので、葉っぱが黄色くなってきたところで、新しい千日紅の花を切って飾り直そうとした。
ところがである。
玄関に飾っていた千日紅の花を、雑に庭に投げ捨てようとしたところ、根っこが生えていることに気がついた。
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せっかくなので植えてみることにした。8月朝方雨が降るが、日中の気温は30度を超えるので、植物の水切れが早い。挿し芽を植えてたっぷり水を与えたつもりだったが、夕方には干上がっていて、茎がくたりとしていたので、慌ててもう一度たくさん水をあげた。
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花壇に種まきしたまま忘れていた。千日紅は、今ピンクと赤紫の花が咲いている。
種が落ちれば、来年また生えてくるだろうが、カラーバリエーションを増やしたいので、別の色の苗を買ってきてもいいなと思った。種から育ててもいい。
もしかして100円で苗が叩き売られている園芸植物は、ほとんど挿し芽ができるものばかりなのだろうか。
今年は7月にトレニアがたくさん発芽した。来年はトレニアと千日紅を増やすのは確定として、後は寄せ植えや花壇をどう整えるかだ。できれば、父が雑草と間違えて混ぜっ返すので、地植えより鉢植えをを増やしたい。
しかし、鉢植えは鉢選びが難しい。今のところ、直に庭の花壇や畑に種をまいた方が発芽率が良い。
実は猫草を育てるためにネットで買ったプラスチックのキットがとても発芽率が良い。数百円なので、母がそれをもっと買ってきて、それで野菜を育てればいいんじゃないかと言っている。父に任せると、自分でまいた種すら雑草と間違えるからなかなかうまく育たない。
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野菜も花もそれで種子を発芽させれば良いだろうか。あるいは新しく買って来なくても、猫草を別の容器に移動させて、それをまた利用しても良いなと思っている。だから、まだその容器では猫に猫草を与えていない。当初の目的かはずれてきてしまったが、ガーデニングが日々このような思いがけない発見があるのが面白い。まぁ私がただ無知なだけとも言う。
とりあえず、今年は秋まで仏花に困ることはなさそうだ。
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