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【猫写真】アゲハさんとの5ヶ月

 猫と何ヶ月過ごしたら人間は家族になれるでしょうか?膝に乗れるくらいに慣れたら家族というのであれば、アゲハさんは半年足らずの間、確かに私の家族でした。
今年、飼い主のいない猫たちを10頭去勢・避妊手術して6頭譲渡しました。日が経つにつれて、「どうしているかな?」と気になってきます。はじめの1頭2頭の時は手放すのがつらくて、泣きました。けれども、その分無意識に思い出を忘れる方向に心が動いていたようです。4頭目5頭目は同時に手放しました。そのうちの1頭がアゲハさんです。
 アゲハさんは、生後3か月ごろに捕まえて避妊手術しました。今年の6月のことです。それから11月上旬までうちにいました。アゲハさんは完璧な猫で思い出の中のどの瞬間でも可愛らしい猫でした。私が何人もいたら、何人もの私ですでに飼い猫になっている2頭とともに、アゲハさんとも暮らせたのに。現実には、私は一人しかいないので、お世話に限界があると思い、手放しました。私の人生は4年前に猫と出会って紆余曲折あるものの、猫といるときは幸せです。
 譲渡した猫と今暮らしている方々が、私のように猫と暮らして幸せになっていればいいなと思います。

 一つの記事では選びきれず貼りきれないほどの写真があって、どれほどアゲハさんと思い出を共有したか、痛感しています。

外暮らしの頃。生後2ヶ月くらいかな?
今なら見返せばすぐアゲハさんと分かります。
捕獲したばかり。汚れてました。
まだ人間を信頼してません。
3日目には遊ぶように。
片耳が垂れてきて心配してました。
すぐにまた耳がピンとして目もキラキラに。
活発になり、100均爪とぎが役立たずに。
写真がうまく撮れてないけど、初洗い!
ハンモックが大好きでした。
くっつきたがり屋。
最初の1ヶ月はハンモックに隠れがちで。
すぐに抱っこも大好きに。
電気をつけたり消したり。
三毛猫先輩とも仲良しに。
ハーネスも洋服も平気。
お手も一回だけしてくれた。
首周りで首輪編んでも平気。
飼い猫として完璧でした。
だけど引き取り希望がなく一度リリース。
台風の日の翌日居た堪れず再度保護。
譲渡から一日で帰って来たり。
アゲハさんの良さを私が伝えられなかったと悔やんで泣いて。
それでも私を好きでいてくれました。
日々のびのびと暮らし。
膝を独占してばかり。
少し寝ようとするとすぐ横に来たり。
無邪気で素直な猫でした。
後輩たちとも仲良しで、二頭で貰われて行きました。
頼もしいお姉さん。
良き後輩。アゲハさんのおかげで三毛猫先輩も子猫の扱いを覚えました。
後輩たちの良きお手本でした。
さようならとは言いたくなかったです。
「ずっと好きだよ」と送り出しました。

 ホタルくんと仲良くしてるでしょう。また会いたいけど、会うのはよくないと思っています。アゲハさんほど可愛らしい猫はいません。ずっとずっと好きです。思い出すたび泣いても、アゲハさんといられて幸せでした。
ありがとう、アゲハさん。

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猫様とごはん
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