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寒さに強いチャービルを冬の食卓に

 キャベツや白菜の代わりにはならないでしょうが、プランターで芽吹いたチャービルは冬の寒さに強いハーブでした。せっかく芽吹いて育ったのにいろいろあって使ってなかったので、そろそろ消費を始めたいです。

 マイナス6℃の寒空の下でもピンピンしていましたよ。なぜか。

チャービル(茴香芹)

 一昨年、趣味で薬草について勉強しました。しかし、そのテキストの図鑑にチャービルが載っていませんでした。
 チャービルについてネットで検索してみると、AIで以下のような返答がありました。

チャービルは、風通しの良い明るい日陰を好み、冷涼な気候で育ちます。種をまいてから40日程度で収穫でき、サラダや料理のアクセントとして利用できます。
チャービルの育て方は次のとおりです。
種まきは3~4月、9~10月ごろが適しています。
発芽適温は20度前後、生育適温は15~20度です。
日当たりが良いとトウ立ちして葉っぱが硬くなるため、食用に向かなくなります。
湿り気を好み、高温多湿、乾燥を嫌います。
夏場は、できるだけ風通しの良い涼しい場所で育てましょう。
強い酸性土壌に弱いので、苦土石灰を施します。
痩せた土壌にも強い性質を持っているため、植え付け時にたい肥を混ぜておけば、追肥をせずに栽培することができます。
倒れやすいので、支柱を立てて固定します。
高さが20~25センチになったら収穫開始です。
チャービルは、花が咲くと枯れてしまうため、植え替えの必要はありません。

 確かに11月や12月に暖かい日はあったけれども。玄関先のプランターの種だけ芽吹いたので日当たりが良かったんだろうけれども。生育適温に達している日は1月には少なくともないと思います。しかも、昨年春種蒔きしたのに、なぜ年末に生えてきたのか。

 いろいろ不思議ですが、植え替えにも向かないので抜いてきて、母が玉子と混ぜてお粥にしてくれました。プチ絶食していたので、4日ぶりのまともな食事。自分では薄いレモネードを作りました。

出汁の香りがチャービルでとんだ。

 パセリほど匂いがしないとはいうものの他の食材の香りを打ち消します。消化は刻めば他のセリ科の植物より良さそうです。冬なので洗い流せば虫の心配もなさそう。安心して食べられました。

 チャービルはロシア南部でも育てられるそうなので涼しいというか、ある程度寒くても平気なのかもしれません。うまくすれば冬の葉物野菜が高騰した時にグリーンをチャービルで補えたりしませんかね?無理か。
 チャービルはどうも香草ではあっても、効能が高く利用価値が高い薬草でもなさそうなんですよね。美味しい野菜という感じ。

 翌日の朝はチャービルと鶏胸肉を割いて、味薄い親子丼もどきをつくりました。

玉子ふわふわにできず。

 チャービルだけで野菜が足りるとは思わないもののまだ野菜が消化できるお腹ではありません。コンビニで買ったこれ。

食べられないよー。

 ポタージュはコーンの粒がたっぷりで香りも濃かったので家族にあげました。こんな食生活なのに体重が増えて(上の写真が一日の食事)、こんな食事だから体重が増えるのか腹が立ちます。早く普通の食生活がしたいです。

 ちなみにチャービルは解毒効果があるようなので、抗酸化作用が期待できる若返りのオシャレな香草として使えますね。

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