「窓辺の猫」第六十四回 眠たい猫の耳が反る⁈
これを書いているのは8月上旬です。避妊手術した飼い主のいない子猫たちのリリースを躊躇っているため、この記事を上げる時点で、話題にする猫が手元にいるかまだわかりません。
いつまでも痩せっぽちのシジミ猫。名は体を表すと言いますが、丸くなった時の縞模様がシジミっぽく見えるようになって来た気がします。本当は貝ではなくシジミチョウから仮に名づけたんですが。
↑白と青の不思議なグラデーションと小さな体のシジミチョウがなんとなく見た目に好きです。
シジミ猫は痩せっぽちで臆病だけど負けん気が強く活発です。体長が伸びてきたので、そろそろ体重2キロの大台に乗ってほしい。
しかし、そんな痩せっぽちで元気なのかよく分からないシジミ猫。これを書いている本日、また猫体の不思議を見せてくれました。
耳が反ったんですよ!
イカ耳ではないです。
寝ている姿をなんとなく見ていたら、寝返りを打ったところで耳が裏返っているのに気づきました。
思わず動画で撮ってしまいました。
写真は忘れました。他の猫たちも裏返るか散々触ってみましたが、他の猫はなりません。ちなみにシジミ猫は両耳そりかえります。
姉妹のアゲハ猫は避妊手術前耳が前に折れてきていました。立っていたのが折れてきていたんです。今はピンと立ち上がっています。
ネットで調べてもよく分かりませんでした。
恐る恐る両耳触って確かめたらシジミ猫だけ耳が反る!
以前から耳が少し顔に対して大きめかな?と思っていました。形が変わっていたんでしょうか。
しかし、心配を裏腹に検索で出て来たアメリカンカールという猫種は非常に健康らしいです。そり耳は健康の証。スコティッシュフォールドとは対照的ですね。
わざわざ耳をそらせようとは思いませんが、耳が柔らかいだけなのかはきになるところ。新たに長毛の母猫にアメリカンカールの雑種か捨て猫の疑いを持ってしまいました。長毛なので血統種が入っていることは確かです。・・・母猫ももらい手が見つからず無念です。
そり耳だと耳のお手入れが必須のようです。そり耳でかたまらずにいてくれて幸いです。
それにしても寝返りうっただけでそり耳になるシジミ猫の耳は不思議です。
臆病なのは外生まれ外育ちだからか。アメリカンカールは非常に飼いやすい猫らしいので、健康で明るくできれば強く育ってくれる事を願うばかりです。