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【三選】グランドカバーを何にする?

ハーブを複数種類、4月から植えてきて、1番育てにくかったのがレモンバームだと思います。1つ株を買った後、もともと弱い苗だったのかと思い、2つ目も買ったのですが、特に何か虫がついているようには見えないものの葉っぱが黄色くなり、病気になってしまいました。

挿し芽もうまくいきません。もうすでに時期が過ぎてしまった可能性があるので、万が一にも室内で冬越ししてくれるかもしれませんが、このまま枯れてしまったら、レモンバームは来年買わないかなと思っています。
他のミント系のハーブと比べても私には特に料理に使いにくかったです。特徴がよくわからなかったんですよね。

モヒートミントは、挿し芽がしやすく、重宝しました。味は特別好きでは無いのですが、ペパーミントなど他のミントと混ぜて干してお茶にしています。

1.タイム

雑草だらけじゃないかと思われるかもしれないですが、結局グランドカバーにしたいと思っても、どの植物もその隙間から雑草が生えてくるんですよね。特に密集していると、植物が呼吸できなくて、そこから枯れてしまったりするので、適度に刈らなくてはいけません。
それでも、タイムは密集度が高いので隙間から生えてくる草は限られています。ただそれが竹とスギナで根っこが強いから厄介なんですよね。タイムの方が抜けてしまいます。上の方だけスギナや竹を切ってごまかしています。

タイムの良さは、耐寒性はそんなにないと書かれていたにもかかわらず、マイナス10℃になったこともある我が家の冬の庭を乗り越えたことです。また、雨にも強く、日差しにも強いです。芝桜より枯れません。
薬草は、日陰を好むものが多く、ハーブも大体湿気に弱く、強い日陰が苦手です。しかしタイムは強いです。踏まれても大丈夫。むしろ踏むと強く香ります。
料理との相性は抜群で、特に鶏肉を焼くときに重宝します。臭みがなくなります。
私はタイムが大好きです。
成長がゆっくりだなと思っていますが、値段の高いハーブでもないので、たくさん植えて良いのかもしれません。今年は株分けしていますが、ちゃんと生き残ってくれてはいるものの、今年中に大きく広がる事はなさそうです。

2.ワイヤープランツ

石垣の隙間に植えても大丈夫と言う情報をどこかで見たので、実際に石垣の隙間に植えてみました。少ない土でもしっかりに根付いてくれました。タイムのように根っこがいっぱいあって、地に張り付いているわけではないので、周りに雑草が生えてきますが、枝を避けて雑草抜きやすいですね。他の植物にかぶさる感じがかえって良いなと思っています。寄せ植えにも使いやすいそうです。今年植えたのですが、タイムよりも成長スピードが早いので、このまま冬を乗り越えてくれたら、来年増やそうかなと考えています。
場合によっては、1部鉢に植え替えて、冬越しさせてもいいですね。

3.カキドオシ

園芸植物じゃなくて、雑草じゃないかと思われるかもしれません。しかし、専門書のようなものにちゃんとグランドカバーとして書かれていたんですよ。
我が家の庭でもいい感じに群れてくれるなぁと思っていました。
しかし、春先は、草丈があまりに伸びるので、ちょっと元気がよすぎる感じがしていました。
カキドオシは春と秋と両方生育するらしく、梅雨時期の今は生育途中です。
しかし、びっくりしたのが、この時期、園芸植物よりカキドオシには虫がつくという事ですね。写真で見てもあまり葉っぱがきれいじゃないですよね。もっと引いてみると、今の時期は地面を低く這ってくれて草丈がちょうどよく春先より見栄えが良いいんですが、近づいてみると、虫に食われているんです。
よく観察してみると、園芸植物って案外雑草より虫がつかなかったりするんですよね。野草より虫がつかない園芸植物やハーブより虫に食われてしまう野草って結構あります。

他の雑草を抜けば、カキドオシにつく虫も減るのでしょうか。今年は手遅れだなと思っているので、梅雨時期はほったらかしておくつもりです。お茶にすると糖尿病に良いと言うので、父が糖尿病であることから、また秋にも収穫して干そうかなと思っていましたが、この調子だと秋の収穫は無理そうです。葉っぱがきれいになるようだったら考えます。

これまで、雑草を抜くことしか考えていませんでしたが、カキドオシのことを知って、雑草を景観として生かす方法もあるんだなと思わされました。確かに猫じゃらしとか黄金色で美しくなるまで生やしておきたくなりますね。
全体を見て草取りはみっともないところを優先しようと思うようになりました。

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