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【授業小話】20の段
※今回は若干マジメに
「理系だからわかるよね?」
2年理系クラスのある授業で担当の先生が仰った一言。
この一言について、生徒たちはかなりカチンときていた様子。
昨日の地学基礎の授業で、生徒たちの不満をいろいろ聞くハメになった。
生徒A:「理系だからわかるよね?」とか、なんか上から目線で言われたし。
私:当たり前だわ。んなこと、俺だって言うわ。
生徒B:え〜っ?
私:その先生もだけど、それだけ頑張ってもらいたい、頑張らなきゃいけないという意味を込めて言うんだわ。まあ俺の場合は、何でも上から目線だけどね(笑)
(一同苦笑)
生徒C:いや、だけど先生(私)が言うとなんか違う。
そして授業を進めていく中で、重要なポイントにふれた時・・・
私:あえて上から目線で言うぞ。お前ら、理系だったら、ここは理解しとかんといかんぞ〜。
生徒C:やっぱなんか先生が言うと違う。
なぜだろうか?
今更だけど、同じ事を言われても、言った人によって受け止め方が違うのだろうか?
またそれは、個々の先生への印象の違いなのか?
人に対する好き嫌いのせいなのか?
教科・科目への好き嫌いによるのか?
これまでの授業の進め方の合う・合わないによるのか?
生徒とコミュニケーションがどれだけとれてるかによるのか?
多感なお年頃の高校生。
難しいところだねえ。
自戒を込めて。