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射手座の水星は「同時処理型」。そしてADHDっぽい?
①「射手座の水星」は
水星星座の中でも独特の立ち位置
初めて西洋占星術についてnoteを書きます。
私は1990年11月20生まれで、
太陽星座は蠍座ですが、水星星座は射手座です。
「射手座の水星」は水星星座の中でも独特の立ち位置にあり、個人的に色々思うことがあります。
②惑星の品位と水星のサイン
〜ディグニティとデトリメント〜
惑星には入るサインによって「品位」があり、水星の支配サインである双子座と乙女座に入室すれば、水星本来の「明晰で具体的な言語力」と「細やかな実務能力」が発揮されやすいとのこと。
※双子座と乙女座の水星は、水星本来の長所を発揮しやすい「ディグニティ」。
一方、双子座とはオポジション(180°)、乙女座とはスクエア(90°)の関係となる射手座の水星は「デトリメント」とされ、水星の長所である具体性や、小回りの効く敏捷さが発揮されにくくなります。
確かに、射手座はスケールの大きな木星支配だけあって、水星的な細やかさとは性質的に真逆です。
それだけに射手座の水星は、大局的視点で物事を捉える力や、哲学的・抽象的思考に恵まれ、様々な知識や学びの点と点を線で繋いでゆくような博識さと、そこからくる直観力に恵まれるとのことです。
現に、射手座のキーワードには学者、教授、高等教育、哲学というものがあります。
双子座の水星(ディグニティ)
左脳的思考
言語的
脳の回転が速い
小回り。細部。具体的。マルチ
時間。時系列
射手座の水星(デトリメント)
右脳的思考
直観的
脳の回転が遠い
広範囲。大枠。抽象的。マニア
時空。話や脈絡が飛びまくる
双子座は近いものの連続で遠くに着く。
射手座は遠くのものから入って、近くのものを最終的に理解する。
③射手座の水星は「同時処理型」でADHD的?
こうして比較してみると、
デトリメントである射手座の水星は、全体像から細部の順に理解しようとする「同時処理型」の認知特性に似ているなと感じました。
《同時処理型》
・「全体像→細部」の情報処理を得意とする認知スタイル
・情報をひとつの全体的なまとまりとしてとらえてから細部の位置づけを知りたがる
・全体像が見えない状態で、細かい話を長々と聞かされることを苦痛に感じる
・ 発達凹凸には問題ないのに、極端に同時処理に偏った頭の使い方をする人もいる
→直観が優勢で、創造的なタイプに多い傾向
・一説によると視覚優位傾向
(※暗記学習をするときは、
教科書を見て時系列で覚えようとすると覚えにくく、「マインドマップ」のように全体像と詳細の関連が見える工夫をすると覚えやすい。
仕事を覚えるときは、作業内容の全体像が見える
文章・図式化されたマニュアルがあると覚えやすいとも。)
一方、時系列で「身近→遠く」に向かう双子座の水星は、相対的に「継次処理型」に近いとも言えるのかもしれません。
《継時処理型》
・「細部→全体像」の情報処理を得意とする
認知スタイル
・細部を積み重ねて全体像を知るタイプ
・時間軸に沿って順番に処理して考える
・順序なしで複数の情報を同時に提示されると混乱しやすい
・発達凹凸はないのに、継次処理に偏った頭の使 い方をする人もいる
→感覚が優勢で、 秩序を好み、 色や数に敏感なタイプが多い傾向
・一説によると聴覚(言語)優位傾向
④ 射手座的な人が「飽きっぽく」「モラトリアム人間」に見えるのは、物事の「全体像を把握したい」性格のため
私自身、水星射手座なのでよく思うのですが、射手座傾向の強い人が「飽きっぽい」と誤解されやすいのは、「まず先に全体像を把握したいから」「雑多な知識を吸収して、それらの関連性を知りたい」という特性に起因しているのではないかと思います。
たとえば、射手座的な人の適職については、
必ずと言っていいほど、以下のように言及されています。
・ルールが少ないもの
・ちまちました細かい作業や処理がないもの
・全体像が把握できるもの
・明確なゴールがあるもの
全体像が把握できて、明確なゴールがある仕事が向き、ちまちました細かい作業が向かないというのは、ADHDや同時処理型とも共通しているのかもしれません。
⑤水星射手座は応用(全体像)から先に知りたがる?
以前に私はこのような話題のnoteを書きました。
ADHDや、「全体像→細部」の順に理解したい同時処理型は、基礎から積み上げてゆくだけでは頭に入りにくく、「今これを学んで将来何につながるか」全体像や目的が曖昧なことは頭に入りにくい傾向がありますが、個人的に、水星射手座もこれに近いところがあるのではないかと感じます。
双子座が「基礎・初等教育」を表すのに対し、
射手座は「応用・高等教育」を表します。
私は以前にTwitter(X)にこのような投稿をしました。
月射手座の子供特有の、マイペースさや好きなことへの熱中、多動はわがまま要素として抑圧されがちだけど、水星射手座も義務教育期に窮屈な思いをするんじゃないかって思う。
— yully (@yullyart) March 11, 2022
水星射手座は、あまり座学に向かないタイプというか全体像→細部の順に理解したい「同時処理タイプ」かなと思う。 https://t.co/QG8E3uTBib pic.twitter.com/mrLCw8Vfcn
水星射手座は義務教育期(8〜15歳までの水星期)に窮屈な思いをするんじゃないかって思う。
水星射手座は、あまり座学に向かないタイプというか全体像→細部の順に理解したい「同時処理タイプ」。
私のこの投稿に対し、主に水星射手座の方々から、沢山のリプライがありました。
意味もわからず九九を覚えさせられたの恐怖だった
数学とか全体像で理解していたので、テスト中によく公式わすれて、その都度、仕組みから再構築してました
中学の時『公式に当てはめて問題やれ』って言われ『なんでその公式なんですか?』って先生に質問したら『いいから早くやれ(問題を)‼︎』と怒られたことある。
つい先日『なんでこんな難しい(星読み)本読んでるの?こんな所まで鑑定で使わないし😒それよりまず基礎をしっかりおぼえなさい!』と師匠に指摘されましたがまず全体図を勉強しないとモヤモヤが半端ない水星射手座😆
⑥まとめ
射手座の水星が、ADHDや同時処理型の認知特性と共通しているのは、射手座が火の星座であり、知的好奇心においても「強い刺激を欲する」「目的やビジョンを大切にする」性質にも起因しているのかなとも感じます。
射手座的なスケールの大きな性質は、細やかさや堅実さを重んじる日本人的気質と合いにくいところはありますが、だからこそ良い面が活かされ、評価されて欲しいとも感じます。