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≪Sound Travel LOG≫ in エジプト〜3.王家の谷とハトシェプスト女王葬祭殿〜(24.03.10)

3泊4日のナイルクルーズツアーへ

今回ルクソールからエドフ、アスワンまでのナイル川クルーズをViatorから予約しました。

https://www.viator.com/ja-JP/tours/Luxor/Nile-cruise-from-Luxor-3-nights/d826-128216P3

朝7:45にお迎えが来て、ツアーガイドさんと同じツアーに参加する人たちとも合流。みんなフレンドリーでよいひとばかり。

ルクソール王家の谷 Vally of the Kings


車内でこれから行く王家の谷や1日の流れを聴きながらルクソール西岸へドライブ。

王家の谷は、エジプト、テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある岩山の谷にある岩窟墓群のこと。古代エジプトの新王国時代の王たちの墓が集中していることからこの名があり、24の王墓を含む64の墓が発見されている。

新王国時代以前の王の墓の多くが盗掘に遭っていました。そこで
トトメス1世が自分のお墓を隠す目的で岩窟墓を建設したのが始まりだそうです。

その後の長い歴史の中で王家の谷にある墓の多くも盗掘を受けていますが、ツタンカーメンの墓は唯一ほぼ未盗掘で、副葬品の財宝がほぼ完全な形で発見されています。

入場料は600ELで3つの墓を選んで見る形式になっています。(セティ1世、ラムセス6世、ツタンカーメンの王墓は別途料金となっています。)
こちらの公式サイトから購入可能ですが、サイトがあまり安定していないときもしばしば。

現地ではチケット購入に並ぶので先に購入しておくと便利ですが、はやめに着くのであればクレジットで買えるし、現地購入でもいいかも。

入り口からはゴルフカーで移動(往復20EL)。
今回はガイドさんおすすめのお墓を見学しました。

ラムセス4世の墓 

Ramesses IV (KV2)

ラムセス4世(Ramesses IV、在位:紀元前1151年 - 紀元前1145年)は、古代エジプト第20王朝の第3代ファラオ。即位名はヘカマアトラー。即位前の名前はアメンヘルケプシェフ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%82%B94%E4%B8%96

びっくりするくらい美しいレリーフ。圧巻。

ラムセス3世の墓

Ramesses III


ラムセス3世
英語: Ramesses III)は、エジプト新王国第20王朝の2代目のファラオである。古代エジプトで大きな権威を持った最後のファラオと称されている

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%82%B93%E4%B8%96


めっちゃ広いお墓。そしてこれが何千年も前の色のままというのも凄すぎる。

ラムセス1世の墓

Ramesses I

古代エジプト第 19王朝初代の王 (在位前 1320~前 1318) 。ラムセス王朝の祖。ラメッセス1世とも呼ばれる。ナイルデルタ出身の軍人で,第 18王朝最後の王ホレムヘブの推挙で王位についた。すでに老齢で治世2年目には息子セティ1世と共同統治した。セティがシリアの失地回復の準備をしている間,カルナック神殿の増築に力を注いだ。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%82%B91%E4%B8%96-147814

もう2と比べると小さめのお墓でしたが、色味がカラフルでとてもきれい。
少し入り口が隠れているので見逃し注意です。

あと入口の階段が急

ハトシェプスト女王葬祭殿 

Hatshepsut temple

ハトシェプスト女王葬祭殿(別名:デール・エル・バハリ神殿)は、王家の谷の東、切り立った断崖の下に建設された太陽神アメンラーを祀る葬祭殿です。ハトシェプスト女王は、王家の谷に初めて王墓を築いたトトメス1世の娘であり、トトメス2世の王妃でもあった女性です。

https://worldheritagesite.xyz/contents/temple-of-hatshepsut/

ハトシェプスト女王葬祭殿は、3層のテラスで構成されています。

2階にはハトホル女神の礼拝堂、南方の国プントとの交易図、ハトシェプストの誕生伝説のレリーフなどが残されています。

入り口の1体のスフィンクスの顔は誰かに壊されてしまったらしい


テラスには男装のハトシェプストの像がありましたが、彼女の死後に即位したトトメス3世が一部を取り壊したそうです。

ルクソール神殿まで見渡せるテラス

2つの遺跡を楽しんだ後、ツアーはクルーズ船へと向かいます。
次回はクルーズ船の様子やエドフへの旅を綴ります。
お楽しみに!

入り口のホルスの像

ガイドさんが教えてくれたお話し。
エジプトの人は怒った人を「ホルス」ということがあるそうです。
なぜホルスが怒っている顔なのかというと、父であるオシリスをおじのセトに殺されたからだそう。歴史は語り継がれますね。


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Yuri Urano
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