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【2022】エボリューションカップを振り返って【デジカ】

こんにちは!イマゴリラです。
先日6月5日、大阪府の枚方市にあるTSUTAYAベルパルレ店で開催されたエボリューションカップに参加させて頂きました。noteは初更新となります!拙い文となりますが、お読み頂けますと幸甚に存じます。この文を読んで、少しでもエボリューションカップを楽しんで頂ける方が増えると嬉しいです♪

さて、まずはエボリューションカップ全体の感想ですが10弾環境との激しい戦いが続き、かなり精神を摩耗するかと予想していたのですが、予想とは打って変わり、様々なデッキと戦うことができ、とても楽しい1日となりました。非常に面白いバトルが続きましたので、今日は自身の振り返りの意も含めて、覚えている範囲で各バトルを振り返っていきたいと思います。自分が先手だったのか後手だったのかについては忘れてしまいましたので割愛させて頂きます。かなり長い記事となりますので、無理ない範囲でお読み頂けると幸甚に存じます。


1戦目:VSコマンドラモンデッキ  結果⇒敗北

緊張の中で始まった第1戦目。結論として、今回のエボリューションカップ全体のハイライトにも繋がりますが、結局のところベルスターデッキはセキュリティにどれだけ必要なカードが眠ってくれているのか、という運頼みの側面が強すぎるな、というのをこの戦いでも感じる場面が多々ありました。DPが高いカードは基本的にベルスター以外入っていない上に、メモブやテイマー等がめくれることも多い関係で序盤にコマンドラモンがすんなりセキュリティを通していく場面があったように記憶しています。また、コマンドラモンがセキュリティでDP負けして消滅した場合でもすんなりとデッキから復活してくるという恐ろしいムーブもあり、結構早いテンポでどんどんセキュリティはめくられるし、相手の盤面は整っていくしで手も足も出ませんでした。

BT-4:コマンドラモン

唯一の対抗策として可能性があったとすればセキュリティからコキュートスブレスがめくれてくれて、手札に戻す、という動きがあれば相手の消滅時効果で盤面が増えるという恐怖も軽減できたかもしれませんが、上の画像をご覧いただければわかる通り、コマンドラモンは登場コストもったの3です。他のコマンドラモンを見ても、登場コスト2~4のものが中心。どちらにせよある程度のコストを相手に渡してしまう場面の多いベルスターデッキではバトルが長期化したとしても対応しきれなかった可能性は十分に考えられます。再びコマンドラモンと相見える可能性は低いかもしれませんが、アグロ的な多面展開に対する対応策を次回のエボカに向けて考えていかねばなりません。非常に学びが多く、自分の中でベルスターと向き合い直す良いキッカケとなるバトルでした。対戦して頂いたもぐらさん、本当にありがとうございました。

2戦目:VSアーマー体デッキ 結果⇒敗北

2戦目はアーマー体デッキとの戦いでした。こちらも実はベルスターが苦手とする対面の代表的な1つです。今回のバトルにおきましても相手のデジモンを消滅させたはずが、結局消滅しきれていないという状況が何度かありました。「アーマー解除」によってブイモンだけが盤面に残り続け、マグナモン等に進化の上再びアクティブ状態となり、どんどんセキュリティを削られるという苦しい展開も待ち受けていました。序盤で相手がマグナモンを出してきたところがこのゲームの勝敗を決めていたように感じます。

BT8:マグナモン

相手がマグナモンを立てたことでこちら側がアグロ的な動きでセキュリティを削ろうとしてもブロックされてしまうので、やはりセキュリティの削り合いという意味ではこちらが1歩2歩出遅れてしまった感は否めません。トラッシュこそある程度肥やすことはできたものの、やっぱりベルスターの理想のムーブはトラッシュを肥やしつつ、相手のセキュリティをちゃんと早めに削っておくことです。唯一救いだったのは早い段階で青色テイマーを自身の盤面に立てられていたため、コキュートスブレスを使ってうまくアーマー解除を防ぐ動きはできたのですが、7コストオプションにはそれらを使うだけで自身のターンが終わってしまい、結局は相手に4コスト近く与える危険性もはらんでいます。4コストあれば相手にはブイモンを複数展開し、手札に必要なアーマー体を補充することも可能です。最終的には低コスト進化である程度のDPを保有するフレイドラモン等に進化されてしまい、ファイアーボールと組み合わせて複数セキュリティを削られながらもこちらには応戦できるほどの時間やトラッシュを肥やす時間を与えてもらうこともなく、ゲームエンド、というオチでした。途中でベルスターモンをデクスモンに進化させて応戦できそうな瞬間もあったのですが、うまい具合に相手の手札にメガデスがあり、残念ながら逆転の切り札とはならずに終わりました。「あの時このカードがあれば、なければ、」というたらればの話はあまり意味がないので、このバトルにおいても1戦目同様低コストでの早い展開、早い攻撃を仕掛けられた時にどのように対処していくかを考えさせて頂ける良いキッカケとなりました。もちろん、ブロッカーのケアも含めて。対戦が終わった後にバトルの振り返りをしていて、お相手様が「今回はブイモンがうまく手札に複数来てくれたから助かった。さっきのバトルはブイモンが全然手札に来てくれなくて、一瞬で負けた。」と話されていたのが印象的でした。
対戦して頂いたゆうたんさん、本当にありがとうございました。

3戦目:VSベルスターモンデッキ 結果⇒勝利

3戦目はなんと偶然にもこの会場で私以外で唯一ベルスターモンを握っていた方との対戦でした。ミラー戦は想定していなかったのですが、個人的にすごく楽しく、熱い戦いとなりました。後程自身のデッキ構築にて紹介もさせて頂きますが、私のベルスターデッキは最近のトレンドである「清司郎」型のオーソドックスなベルスターデッキなのですが、お相手様は「氷見友樹」や「アナログの少年」を採用されていて、珍しい型のベルスターデッキでしたので新鮮でした。

BT7:氷見友樹

バトル序盤はお互いにじりじりセキュリティを削りながらトラッシュを肥やしていく展開でしたが、ここはもう結論として私の方が運が良かった。序盤からダークネスウェ―ブやプチメラモン+ガブモン+アイズモンスキャッター等を展開することができ、トラッシュを2ターン目の時点で10枚近くまで肥やすことができ、ベルスターモンも相手より先に展開することができました。おそらく、お相手様はベルスターを握りだしてまだ間もないのか、序盤で自ら手札のベルスターをトラッシュに送ってしまい、後半重要なタイミングで展開できるベルスターが足りない、という状況に陥っているようにも見えました。自分にも言い聞かせなければならないポイントですが、バトルの展開を予想し、必要なカードをいつまで手札に眠らせておくのか。この点は何度も同じデッキを使い、何度も様々なデッキと対戦することでしか感覚を研ぎ澄ますことはできません。なんだかマグロさんの夏乃ちゃん強化企画みたいになってきてますね。しかしながら、手札を自分で選んで捨てることが多い以上、そのカードは本当に今捨てて大丈夫なのか。今捨てるべきなのか。そういう思考をちゃんと重ねた上でプレイングするからこそ、ベルスターモンデッキって本当に楽しいんですよね。対面で自分と相手と双方のベルスターの動きを見ることができて、自分が見習いたいと思った部分があったことはもちろん、逆にこういう動きをすると突かれるんだなーという課題に気づくことができたり、このバトルも非常に学びの多い1戦でした。対戦してくださった方、ありがとうございました。

4戦目:VSクロスハートデッキ 結果⇒勝利

さて、本文もかなり長文となって参りました。ここまでお読み頂いている方は相当のデジカ好き、あるいは物好きですね。本当にありがとうございます。4戦目は待ちに待った環境デッキとのご対面。実は今回ベルスターを握る中で、クロスハートにはこうしよう、トワイライトにはこうしよう、といった想定はあまりできておりませんでした。いつも通りのプレイングの中で、デジクロス対策はサイケモンだな~とか、ここぞって場面でコキュートスブレスが来れば100点!とか、その程度に考えていただけです。頭の片隅に環境デッキと対面した時の対策札や知識をざっくりと置いておきながら、基本的なプレイングはいつもの流れを大前提として進める。これがすっごく大事であり、今回のエボリューションカップで自分が楽しく、プレミも控えめに進められた要因かなと思っています。
さて、いつかは戦うと想定していたクロスハート。序盤はお互いに順調にテイマーを整えたり、お相手様はシャウトモンを素早く展開されたりとかなり五分五分の戦いを進めておりました。勝利の女神がどちらに転ぶのかを決めた局面が4ターン目。お相手様がついに盤面にクロスハートでおなじみの3色のテイマー(赤黄緑)を整え、手札も十分に蓄えられたタイミングで恐ろしき宣言、そう、「デジクロス宣言」がなされたです。

BT10:シャウトモンX4

お相手様はシャウトモンX4を鮮やかに展開し、進化元にシャウトモンがしっかり差し込まれた状況で速攻の攻撃をしかけてきます。その後の展開は皆さん予想できたと思います。x4で鮮やかな攻撃をしかけた後、x4自らアタック終了時に消滅を選び、進化元を全てテイマーの下に戻した上で追撃の恐怖の最恐宣言、「おかわりデジクロス宣言」をした上でx5を展開し、ゲームエンドを狙う。何もかも終わった。。俺のエボリューションカップはここまでだ…。全てを諦めた私がめくったセキュリティで1枚目に出てきてくれたカードがそう。このカードだったのです。

ST2:コキュートスブレス

今でも覚えています。お相手様がコキュートスブレスを見た瞬間のあの表情。その表情はさながら狐につままれた翁、あるいは寝耳に水を流された嫗、そのものでした。唖然とされたお相手様はその後に何をしたら良いのか冷静な判断をすることもできず、あえなく2人目のタイキを登場させて私の番へと移りました。その後の展開としては私がセオリー通りにベルスターモンを展開し、ネイルボーンでブロッカーを横展開。お相手様の動揺が落ち着く前に攻撃をしかけなければと思い、盤面に控えていたLv3デジモン達で一挙にセキュリティチェック。お相手様の手札があまりにも多かったので最後の最後まで油断はできませんでしたが、結局大量の手札の中に勝負の決め手となるシャウトモンのような進化元になりうるデジモンが足りなかったようでその後はデジクロス宣言がなされることもなく、なんとか勝ち切ることができました。クロスハートについてはとにかく相手の手札が整ってしまうと止める術がないような印象ですがベルスターデッキの場合は豊富なブロッカー展開、オプションによる除去機能、バウンス機能等、様々なギミックが隠されていますので色々とやりようはあります。ベルスター好きの皆様は最新環境に対してもドドンと胸を張って大舟に乗ったような気持ちでいつもの流れで戦うことを心がけましょう。環境ど真ん中の戦いをさせて頂きまして、本当にありがとうございました。

5戦目:VSアーマーマグナデッキ 勝敗⇒勝利

最終戦は同日2回目のアーマーデッキとのご対面。2戦目で苦い敗北を経験しておりましたので今回も少々心配ではありましたが、結果としてお相手様の初手の事故に救われましてなんとか勝利をもぎ取ることができました。試合時間としてはおそらくこの試合が1番長い試合となりました。序盤でお相手様がLv3デジモンを引くことができず、アーマー体を素出しされるような状況が続いた反面、私は順調にトラッシュを肥やしつつ手札に必要なカードを準備していくことに成功しました。ある程度カードがそろった段階でスムーズに勝てるかと思ったのですが、後半お相手様がグラウンドファングでデクスモンを除去してきたり、マグナX抗体によってセキュリティをケアしてきたりと最後の最後まで油断できない展開へともつれこんでしまいました。

BT9:グラウンドファング

しかしながら、やはり初手で事故となった事実とそこからの動揺が招いたのか、何度かお相手様が進化コストを間違ってしまわれたり、テイマーの効果でメモリーを+することを忘れてしまったりと初手事故による負の影響というものは甚大ではないのだなと痛感させられる瞬間が多々ございました。プレイ時間が長期化してくるとつい焦ってゲームを終わりに近づけようと不用意なセキュリティチェックをしてしまったり、相手の盤面除去に奔走してしまいそうになります。今回私は先に相手のセキュリティを削ることに成功していた上に、リカバリーの術が無さそうなデッキと判断したため、最後まで落ち着いてプレイを進めることができました。いつも私が黄ハイを苦手に感じてしまうのは相手側がどんどんセキュリティを増やして余裕を見せる一方で、こっちはセキュリティも増やせないしデッキもどんどん減っていくしという2重の焦りによってプレイに集中できなくなることが1つの要因として大きいです。今後のプレイにも言い聞かせたいのはやはり最後まで油断せず、いつも通りのプレイを心がけるということです。そういった大切なことを改めて気づくことができ、このバトルも本当に有意義なものとなりました。対戦してくださった方、ありがとうございました。


そんなこんなで最後の戦いも終わり、結果については26名中9位という結果に終わりました。自分の感覚としては「私みたいな雑魚が本当に9位なのか?」と思う部分がある反面、あと1つ勝つことができていればアグモンは手に入れられていたのか…と悔しい気持ちがあったことも事実です。この悔しさをバネに、次の大会への準備を進めていきたいと思います。ここまでお読み頂きありがとうございました。最後に今回の構築を以下に乗せて、この記事を締めたいと思います。


ベルスターモンデッキ:今回の構築の紹介

まずは今回の構築から。以下の通りです。

2022年6月使用:ベルスターデッキ

基本的な構築プランニングはてとらさんの記事を参考にさせて頂きました。

詳しいデッキの内容や各デッキに対する立ち回り方については是非てとら様の記事をお読み頂ければと存じます。本当に明瞭な文章で分かりやすく、有料記事の価格として安すぎると思えるほどに勉強になる記事です。

自分の中でこのデッキを愛している要素としてはピン挿しのインプモンをパラレル仕様で採用している点と、フライバレットをパラレル仕様で採用している点です。

BT6:インプモン
BT6:フライバレット

実は2枚採用しているガブモンもパラレル仕様のカードをチョイスしているんですよ。

BT2:ガブモン

このデッキは大きく分けて3つの楽しさが備わっております♪
①たくさんドローできる。
②セキュリティ次第で1発逆転が狙える。
③あんまり深く考えずにアタックができる。

順当進化のデッキなどは「育てること」を意識して「育成エリア」から出すか?どうするか?という駆け引きを行ったり、簡単に相手に除去されないよう工夫しながら必要なカードを集め、準備完了のタイミングで総攻撃!なんてこともよくあると思います。そんな中でこのベルスターデッキはそこまで深く考えずにアタックしてもなんとかなるケースが多いです◎もちろん、黄ハイ対面やコントロール等、不用意にセキュリティをチェックしないほうが安全なケースもあります。しかし、攻めない限り相手のセキュリティが増え続けてしまう可能性だってあります。黄ハイと違ってデッキの枚数を元に戻すことはできない中で、大量にドローし、大量にトラッシュを肥やしていくデッキですから盤面を調整することも大事ですが、スピードを意識していくことも是非心がけてみてください。僕自身は相手の先の動きを予想してどのタイミングでリーサルを狙うか、っていうのは苦手なんですよね。実際現環境ではどのデッキでもデクスが飛んでくることだってありますし、デクス対策に「サイケモン」を入れたところでLv3デジモンを消滅させるギミックなんて無限にあります。だったらリーサルを狙って環境を整えて1発エンドを狙うよりは、小粒で早めにアタックしておいて相手が何かをしかけてきた時にそれぞれの対策を臨機応変に実施していくほうが楽しく、ストレスなくプレイができるように思います。あくまで個人的な感覚です。

7月のチャレンジカップに向けては今回の各バトルで課題に感じた内容を反映し、デッキを少しアップデートしようかなと考えています。
具体的には道連れ要素を少し増やしてみようかなと思っていたり、オプションカードを「消滅」を狙うもの中心から、バウンスを狙うもの、複数のデジモンを処理するものに変更していっても良いかなと思っています。
あとは少々チャレンジングになりますが、何かデッキにリカバリーの要素を組み込むことはできないかなど、色々と試行錯誤中でございます。

初更新の記事が7000文字越えと超ボリュームとなってしまいましたが、
いかがだったでしょうか。最後まで読んでくださった方は少ないと思いますが、もしいらっしゃいましたら、心より感謝申し上げます。

今後もデジモンカードを楽しみながら、面白い戦いはどんどん振り返って発信していけたらと思っています!少しでもこの記事を気に入って頂けましたらgoodボタン(いいねボタン)とフォローをよろしくお願い致します!
イマゴリラでした!またね!


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