見出し画像

3Dプリンターでキャップ式ボールペンを自作した(1)

3Dプリンターでボールペンを作成した際の制作過程や今回作成した際のポイントを数回に分けてまとめていきます.

追記
作成したボールペンを数か月間使用したところ,キャップの部分やネジの部分が緩くなり,長く使う事は現状できません.自分が作成した手順では同様に長く使うことができないと思います.ご了承ください.

作成経緯

自宅にいることが増えたので何かを作ろうと思い,前回よりもさらに良いボールペンを作成しようと思い作成し始めました.以下は,前回ボールペンを作成したときのマガジンです

今回作成したボールペン

画像1

画像2

前回の作成時の反省点

前回ボールペンを作成したときの反省点をが2つあります.

・後からボールペンの形を変えるのに時間がかかる
 原因:後から形を変えることを想定していなかった
 改善方法:作成の仕方を変える

・太い
 原因:どのくらいの厚さがあれば十分な強度があるかわからなかったため
 改善方法:無駄に太くないようにしつつ,十分な強度があるようにする

1.どのようなボールペンにするか考えた

作成を始める前にどのようなボールペンにするか考えました.

(1) 外観はPILOTさんから発売されているcocoonというシリーズのように丸みを帯びたものにする
(2) 持ち手とペン先の部分に膨らみを持たせ,持ちやすくする
(3) キャップ付き
(4)前回作成したボールペンと同じ替え芯であるエナージェルが使える

以上を満たすボールペンを作成していくことにしました.

次回

3Dプリンター用モデルの作成手順をまとめていきます
ご覧いただきありがとうございます.