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Audibleで最近聴いた本 2023/2 (今月末まで2ヶ月無料のキャンペーン中)
AmazonのオーディオブックサービスAudible(オーディブル)。最近も楽しく使ってます。前回記事にしてから半年経ったので、その間に聴いて印象に残った本のことを書きます。
●堂場瞬一『チーム』『チーム2』
箱根駅伝の「学連選抜」チームをテーマとしたスポーツ小説です。今年の箱根駅伝では、1区で関東学生連合の新田颯選手(育英大)が最終盤までトップを走り注目を集めました。箱根駅伝の出場資格を得られなかった大学から走力が高い選手を個別に集めて結成される学生連合。それを聞いただけで、チームとしてまとまりを高めるのが大変だろうなと感じます。そんな人間関係を含め、箱根駅伝本番のレース模様に至るまで、グイグイと惹きつけられる作品です。ランニングをする人は特に興味深く味わえると思います。
7年後を舞台にした続編「チーム2」もAudibleで聴けます。
同じ登場人物が出てくる『チーム3』と『ヒート』は、この記事を書いている時点ではオーディブルのラインナップにはありません。今後の追加を期待しています。
●砥上裕將『線は、僕を描く』
大学生と水墨画という、一般にはあまり縁がなさそうな二者を結びつけた小説。著者は水墨画家でもある方で、静かな文体と本格的な水墨画の描写が心に沁みてきます。この作品を聴いている間、とても豊かな時間が流れていました。
私は聴き終えるまで知りませんでしたが、漫画化も映画化もされています。漫画も読んでみたら、砥上さんが水墨画監修として参加されていて、出てくる水墨画が素人にはまさに本物のように見えました。
映画版は、は3月にDVDが発売とのことです。
昨年の夏以降は、このほかに夏目漱石の『三四郎』『彼岸過迄』、村上春樹『職業としての小説家』、ヤマザキマリ『国境のない生き方』などを聴きました。台所で洗い物をするときやお風呂に入るとき、小さな菜園での作業中など、何かをしながら耳で楽しむというのが私の使い方です。
Audibleは2月末まで新規登録者の「2ヶ月無料」キャンペーンを行なっています。オーディオブックは、実際に聴いてみないとなかなかイメージしづらいところがあると思います。気になるという方は、チェックしてみるのにいいタイミングかもしれません。
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