【走るときの音楽】『ロックンロール』g.yoko
久しぶりに、音楽のCDアルバムを買いました。しかも、これまでずっと聴いてきた人の新譜ではないものを。自分にとって全く新しいアーティストのCDを買ったのは、この数年で初めてです。g.yokoさんの『Survive』というアルバムです。
g.yokoさんを知ったのは、HEATWAVEの山口洋さんのウェブサイトを通じてです。私は以前からHEATWAVEを聴いていて、ときどき山口さんがサイトに書いている日記を読んだり、山口さんが週末に行ってくれるインスタライブを聴いたりしています(インスタライブ、いつも元気をもらってます)。その中で、石垣島に住むg.yokoさんというシンガーのアルバムを山口さんがプロデュースして発売になったということを読みました。
http://no-regrets.jp/wordpress/?p=31277
それでYouTubeで公開されているMVを視聴してみたら、すごく良かったのです。私は、1, 2度聴いただけで好きになる曲というのはそんなに多くありません。でもg.yokoさんの曲は、たまたま行き当たった景色に「あっ、ここ好きだな」と感じるのと似たような雰囲気を持っていて、スッと沁み入るように入ってきました。
アルバム全体を心地よいポップさが包んでいますが、ひとつずつの曲は優しいもの、エッジの効いたギターが印象的なものなどさまざまです。なかでも『ロックンロール』が心に残り、走っているときにたびたびこの曲が頭の中を流れるようになりました。
私は走るときにスマホなどでの音楽はかけませんが、頭の中に曲が浮かんでくることはよくあります。『ロックンロール』は、気分を後押ししてくれるような曲調と、「どうしようもないよ」という出だしの歌詞が自分の意識の奥底にまで届いたのだと思います。
ランニングに関係のあるような歌詞では全くないのですが、海辺などで長い距離を走っていて体がどんよりと重くなってきたとき、膝とかに痛みが出てきたときに、この曲が頭の中で流れると「どうしようもないけどもうちょっと頑張って走ろうか」という気持ちになります。
もう一曲、『ペインターマン』もランニング時に元気をもらえる曲だと思います。この曲のテンポの良さは、疲れて鈍ってきた脚の回転にシャキッと活気を与えてくれそうです。
今はランナー視点で書いていますが、もちろん、どちらも走っていないときに聴いても味わい深い曲です。いつか、g.yokoさんがライブを行ってくれたら、ぜひ生で聴いてみたいです。
g.yokoさんの曲は、アルバムから数曲がYouTubeでMVとして公開されていますが、Apple Musicなどでは配信されていません。AmazonでのCD販売も、検索したら見当たらなかったので行っていないようです。
もしご興味を持たれた方がいたら、g.yokoさんの公式サイトで取扱店や通販の案内が出ているので、ご覧になってみてください。g.yokoさんの長文メッセージや、佐野元春さんからの手紙などが出ていて、読みごたえがあります。
※追記
7/21から、g.yokoさんのアルバムをAmazonでも取り扱い開始するそうです。
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