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柴又100K リタイア&完走記(1)

いつもの年であれば、トレイルランやウルトラマラソンの大会が各地で次々に開催されていく時期です。でも今年は新型コロナウイルスの影響で大会は軒並み中止。私はランニングの大会に出るのはせいぜい年に3~4回ほどで、あとは自分で勝手に走っているのですが、外が気持ちいいこの時期に大会がないのは、やはり寂しいものです。まあ、そんなことを言っても仕方がないので、予定通りであれば今月開かれたはずの柴又100Kの体験記を書こうと思います。

私がウルトラマラソンに出ようと思ったのは、フルマラソンを何度か走り、大体自分が思っていた上限に近いタイムでゴールできるようになった頃です。そのままの状態でフルマラソンを最大の目標にしているとそのうち走ることに飽きてしまいそうだなという予感があり、一方では、ものすごくハードな練習をして記録向上を目指そうというほどの上昇志向も自分の中にはありませんでした。それじゃあどうしようか、と考えているうちに、ウルトラマラソンやトレイルランの大会に出てみたらどうだろう、という気持ちが湧いてきました。

トレイルランもウルトラマラソンも、大会に出るたびに後悔するほどツラいので、その時の心の声に従ったことが正解なのかどうかは、よくわかりません。でも、キツい・やめたいと思うことが毎回のようにありつつも年に1,2度トレイルやウルトラの大会に出場し、時間があれば普段から20キロ、30キロと走るようになったことを考えれば、自然の中や長距離を走ることは自分にある程度は合っていたのだと思います。山道を走る足取りはいつまでたっても覚束ないですし、ウルトラマラソンを走ると心が何度もポキポキと折れてしまうことも一向に変わらないのですが。

柴又100Kは、ウルトラマラソンに挑戦することにしてから、何度も出場した大会です。最初に60kmの部、次いで100kmの部に出ました。完走ばかりでなく、リタイアしたこともあります。そこで感じたことやこんな準備をしておけばよかったと感じたことを書いていこうと思いますが、ここまでで大分と長くなってしまったので、日を改めて、少しずつ書いていくことにします。

<追記>
少しずつ書き足したエントリを以下にまとめます。よろしければご覧になってみてください。


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