
よく聞く「エビデンス」って、どんなん?
こんにちは。
幻のキノコ「ハナビラタケ」を販売している、ゆくりんです。
前回までは、サプリメントや薬の「エビデンス」について、少し書きました。
今回は、このエビデンスの補足をします。
ハナビラタケを販売するわけは、今回も到達しそうにありません。
「栄養価が高くて、美味しい」から、なんですが。
よろしかったら、お付き合いください。
このエビデンスは、1対1の作用機序が大前提です。
大学や研究機関を使って、作用機序を確かめるため実験を繰り返し、成分の効果の再現性を証明します。
エビデンスに至るまでには、3段階あります。
①机上の空論ベース
いろいろ調べたけど、こうなるはず。仮説の段階。
この時点で、論文を発表する方もいます。
ちなみに論文発表は、ここの検索でヒットしないと、ガセです。
日本語版で検索したい方は、「pubmed 使い方」で検索してみてください。お手引きしてくれるサイトがたくさんあります。
現在販売されているサプリメントで、この机上の空論ベース段階のものもあります。
エビデンスという角度で見ると、口コミもここに入るかも。
②ちょっと実験してみたベース(仮説から、可能性を見出す)
仮説を、人で実験する前に、試験管やマウスを使って実験してみる段階。
仮説が正しいのか、確かめる段階。論文発表されるものが多いです。
精度(質)はものによって、バラバラ。
現在販売されているサプリメント多くが、ここの状態。
ある一定の条件できちんと届出をすると、機能性表示食品となります。
③効果を精度を上げるため、何度も実験する段階
仮説から発展し、効果の再現性を高めるための試験を、何度も繰り返します。
人を使った実験(臨床試験といいます)を行い、どんな人に効果があるか(できるだけ)はっきりさせる。
臨床試験をするためには、施設の整った大学や研究機関を使う、公平なジャッジのできる第三者機関を立てる、などたくさんの条件があります。
一部のサプリメント、薬はこの段階。
特定保健用食品、いわゆるトクホもここに入ります。
多額の費用(億単位)と時間が必要です。
ちなみに、弊社のサプリメントは②の段階でした。
③の臨床試験を行う計画を進めていましたが、多額の費用が掛かることと、メーカーさんとの考え方が合わなくなったため、計画を中止しました。
ということで、今回はここまで。
やっぱり到達しない、「ハナビラタケを選んだわけ」
次回は書けるかな。
人生100年時代。
自分のからだは、自分で良くするしかありません。
交換はできないですもんね。
メンテしながら、仲良くつきあっていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
幻のきのこ「ハナビラタケ」を販売している、ゆくりんでした。
今日明日も、機嫌よくいきましょう。