紙からWEBへの転身!影武者がいる?と疑われる高速仕事術の秘訣とは
前回、ご好評をいただいた記事(「未経験からたった半年でマルチなマーケターになった元営業の話」)に引き続き、今回も異職種からWEBマーケターに転身して活躍されているメンバーの仕事の秘訣に迫ったインタビューをお送りします!
仕事があまりに速すぎて ”3人くらい いるよね…?” と聞かれているのを目撃したことは1度や2度ではありません。(もちろん私は言われた事ないです😂)
驚異の業務量にも関わらず、残業などで無理をしているような様子も見受けられない…自分の時間を大切にして趣味も全力で楽しんでいるのに、一体どこでこのような差が生まれるのでしょうか?誰もが気になるその謎に迫りました。
今回お話を伺うのは…
お名前:H.M.さん
好きな温泉: ♨️ 有馬温泉 (兵庫県)
地元が誇る名湯!湯色も温泉感が強くていい
ゆこゆこ入社年:2017年4月〜「宿泊情報誌 ゆこゆこ」の編集業務を担当
Webマーケへの参画:2019年11月〜(歴約4年)
だいたいこんな人:アクティブ(ライブ観戦・テーマパーク好き)・ポジティブ☀️
周りからみて:頼もしい・落ち着きがある・いつも明るい・影武者がいそう
Q. WEBの業務に携わることになったきっかけは何ですか?
A. 当時は別のチームで宿泊情報誌の編集業務を担当していました。
自ら希望していたわけではありませんでしたが、"WEBに興味はある?"と聞かれて"全然あります!"と答えていました。当時は情報誌の編集グループとWEBマーケグループが同じ部署だったこともあって、割とすぐに異動が決まりました。
ここがすごい 👀💬
実際には目撃していませんが、Hさんの場合は この"全然あります!"は おそらくほぼ即決に近い回答だったのではないか?というのが何故か容易に想像できました。
それは、普段から何を提案されても"出来ないかも"や"どうしようかな"🌀とか後ろ向きな発言や逡巡をしている姿はあまり見たことがなく、常にポジティブな柔軟性を発揮されているからです…!
Q. WEBのどういうところに興味がありましたか?
A. データ分析においては、WEBの方がスムーズに出来そうだというイメージはありました。
情報誌の方もアンケートハガキなどを活用して感想や評価を集めていますが、ハガキに書ける内容には物理的な限界があるため、電話でのヒアリングなどの実施でしか具体的なデータや回答が得られにくい部分はありました。母数も集まりにくいため"本当に採用すべき意見なのか"を見極めることに難しさは感じていました。
自分が担当した企画が読者の方達に本当に届いているのか?"その後のアクションがどうだったのか気になる、もっと追及してみたい!"と思っていたとは思います。
Q. 前の業務内容(編集)とのギャップはありましたか?
A. まず、言葉が全然違うことやツールの多さに最初は混乱しましたが…よく会話に出てくる重要な用語から意味を押さえるよう心がけて、克服していきました。
スケジュールについての考え方・決め方も大きく違うと感じました。紙媒体の場合は発行日があり、入稿の期日が何ヶ月も前に決まっているのでそこに向けて逆算でスケジュールを立てて取り組んでいました。WEBでは明確に締切が決まってない案件も多いので、自分の業務の進捗によって左右されていく部分もあります。責任も感じますが "自分のやる気やスピード次第"で進められる環境は、モチベーションアップにもつながりました。
ここがすごい 👀💬
"自分次第"を前向きに捉えられたからこそ、より一層業務が効率化していったのでしょうか。業務で使う用語の違いについてはやはり誰もが通る道だと思いますが、ここでもやみくもに取り組むのではなく優先順位をつけて考えているところも効率的だと感じました✨
Q. 編集部時代の経験が活きていると感じることはありますか?
A. 編集を担当していた時は、修正が利かない"印刷物"を取り扱っていたのでそこで培われた校正チェックや誤認されにくい表現についての意識は経験として活きているのではないかと思います!
Q. 業務効率化/タスク管理術の秘訣は何だと思われますか?
A. 秘訣と言えるほどの内容かはわかりませんが…(笑)
当日のタスクは、前日の終業時に確定している状態を作るよう心がけています。具体的にはNotionのタスクリスト等を活用して、進捗状況を常に一目でわかる状態に整理しているので、業務量が多くなっても混乱することはあまりないです。
やり切れなかった事があるのであれば 明日やればいいですし、逆にやり切ったのであれば明日やる予定だったことに手をつけることもあります。
健康診断の予約等、事務的な作業であっても全てこのリストで管理していますが 対応が終わるごとにチェックを入れていく作業は気分が良いものですし、その累積が視覚化できているので "こんなに色々対応出来てたんだ!"という達成感にもつながっていると感じます。
ここがすごい 👀💬
自分の記憶を過信するのではなく外側で完全に管理できている状態にしているから無駄な思考がいちいち発生しないんですね…。
また、脳の報酬系をうまく刺激するゲーム的な要素を取り入れることで"楽しみながらタスクを処理していける仕組み"になっている事がわかりました!
Q. オンとオフの切り替えについて意識していることはありますか?
A. 業務が終了してから仕事のことを考えることは、あまりないですかね…翌日にタスク表を見ればやるべき事がわかるようにしてあるので!
もちろん、大事な会議を控えていたりする場合はプレッシャーを感じつつ仕事を終える事もありますが、その場合は気になっているポイントをあらかじめメモしておいて翌日にそこを再確認するようにします。
推し活やゲームなど、趣味が色々あるので忙しいこともあり…仕事の事を考えることは仕事の時間にやるものと割り切っています。
ここがすごい 👀💬
なんと、Hさんは2022年推しグループであるEXILEのライブに12回も参戦されています!(月1 ペース!?)人間にとって不可欠である睡眠時間を確保しつつ、自分にとって不可欠な趣味の時間も楽しむためには どうやって仕事を終わせればいいのか?お話を聞いていると、ここから既に優先順位の構造がある事が見えてきます。
そして、気になる事はあやふやな状態で放置するのではなく どこを確認すれば良いのか 等 "行動すべき事が明確になっているタスク"の状態にして整理されているのが素晴らしいです 🧠
Q. 今取り組まれてるお仕事は?
A. 新しい業務に取り組むことに対して、あまり抵抗がなかったこともあり…これまでグループ内で色々な領域を担当してきましたが、最近WEB広告の担当になりました。
今まではあまり考える機会が多くなかった"コスト”という観点だったり、媒体や取引先の種類も多く、ここでもまた 今までに知らなかった用語がたくさん出てきたので、それらを覚える苦労はありましたが…歴代の担当者達がわかりやすくまとめてくれた用語集を毎日のように読んだり、日々の実績報告などの業務を通じて何とか理解できるようになりました!
Q. 今後、挑戦していきたいことは何ですか?
A. "もっとたくさんの人がゆこゆこネットを使ってくれたら嬉しい"と思っているので、WEB広告の視点からも新規のユーザーの方を増やす事に貢献していきたいと考えています。
また 得意分野である効率化を まだまだ適用出来ていない業務もあるので、どんどん改善を進めてチームの負担を減らしていきたいです!
Q. 最後に何か一言あればお願いします!
A. これからも"自分自身が楽しみ"ながら、ゆこゆこの良さをユーザーに届けていきたいです!
ここがすごい 👀💬
"自分自身が楽しみながら" この言葉にHさんの仕事の流儀が詰まっていると感じます。
効率化やタスク管理とだけ聞くと 何だか楽しくなさそうなイメージですが、その中身はあくまで"自分が楽しく、気持ちよく仕事できるような仕組みづくり"であることがわかりました 🔍
このインタビューを通じて、個人的に自分の仕事の仕方・考え方がいかに非効率的だったのかを思い知ることとなりました…。
Hさんに影武者がいるのだとすれば、それはご自身がなるべく楽しい気持ちで仕事ができるように うまくコントロールしているもう1人のHさんではないかと思います。
自分自身が楽しく気持ちよく仕事を進められる仕組みを作る
自分の外側に可視化して(行動レベルまで落とし込んだ)タスクを管理する
この学びを念頭に置いて、私も 少しは"影武者がいるかも?"と疑ってもらえるような仕事をしていきたいなと思う今日この頃です🐥🐥
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?