非二元から純粋な非二元へ。 「この世界は幻想」のその先があった。④
こちらの続きになります。
非二元/ノンデュアリティでよく聞く言葉の多くはコース(奇跡講座/奇跡のコース/ACIM)とも共通点がありますが(「世界は幻想」「時間は存在しない」など)、それらは頭で無理に分かろうとして分かるものではありません。
むしろ「分かったつもり」になる方が遠回りになりますし、その考え方にどこかでピンと来たり「もっと知りたい」と感じない内は、おそらくその方にとって今は役に立たないし必要ないのだと思います。
分からない時は別に分からなくていいや〜^^くらいでいいんです。どうせいつかタイミングが来たら学ぶことになります。
大抵は「世界も幻想、身体も幻想?そうは思えない!」と思うのは当然のことで、なぜなら私たちは自我と同一化することを心の深い部分で選んでいて、自分を自我だと思い込んでいるから。
自我は特別性を手放したくないので、他人との違いをどこまでも見ていたいもの。その自我の思考体系を選んでいる時に、「分離が幻想」だなんて思えるわけがないのですね。
私たちが自分は自我ではなくスピリットであり、決断の力を持った心であったと思い出し、自我を教師とするのをやめて聖霊を教師にすると決めて教わっていくことでようやく分かっていくことなのです。
「私たちは自我と同一化している」というのはこの世界にいる(肉体に入っているように見える)全員に言えることで、これは「思考がうるさいorおとなしい」とか「怖れが強いor怖いものがない」とか「メンタルブロックがあるorない」とか、そういった個人レベルの話ではありません。
このあたりも、別の心理療法やスピリチュアルを学んでこられた方にとっては始めは混乱する所だと思います。
自我が学んできたこととは全然違うレベルの話なので、今まで学んだことを一旦全て白紙に戻すくらいの意欲が必要なのだとだんだん分かってきます。
それまでの「自我がより良くなっていくための学び」とコースの「自我が取り消されていく学び」では、何もかもが違うからです。
「分離があるのはいいことだ。分離を楽しめばいいんだ」といった考え方について前回触れましたが、それが決して悪いわけではありません。
非二元のステップを十分にやり尽くし、「自我の目的」や「自我の恐れをベースとしたモチベーション(動機づけ)」が放棄されることで、次のステップである純粋な非二元に進む準備ができたのだと私自身は感じました。
この「学びのステップ」についてはゲイリーさんの本に毎回解説が載っています。
ゲイリーさんのもとに訪れたアセンディッドマスター達によると、私たちの霊的な学びには
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1段階目:二元
2段階目:半二元
3段階目:非二元
4段階目:純粋な非二元
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の4つの段階があり、コースの教えは4段階目の「純粋な非二元」にあたります。私たちがこの全段階を終えると天国への帰還の旅は終わり、ワンネス(神)のもとに永遠にとどまることになります。(それは未来に起こることではなくすでにそれが現実で、この分離の世界は夢の中でのみ起きていることです)
この4段階のプロセスを私なりに例えてみると、小学校、中学校、高校、大学みたいなもので、どれが優れていてどれが劣っているというものではありません。
小学校から中学校に上がると全く新しい科目が登場したりしますし、高校へ進めばまた聞いたこともないような概念が出てきます。
さらに大学に進むためにはそこまでの課程を学んで理解している必要があります。
(この全ての段階をイエスとブッダも私たちと同じように辿ったのだという話が書かれているのが『イエスとブッダが共に生きた生涯』という本です)
ここで大事なのは、それを学んでいるのは「個人の私」ではなく、分離していない私たち全体である「神の子の心」であるということ。
そのカリキュラムも自分で選んでいるのではなく、それこそ「起きてくる」のです。
なので今、コースに惹かれて気になっているという方は少しずつ学び始めてみられるといいかもしれません。
もちろん早ければいいというものではなく、自分に合った課題は聖霊が完璧に用意してくれるのだと知っておいて、安心して目の前のことから学んでいけばいいのですね^^
学びの4段階のもう少し詳しい内容はまた改めて書きますね。
(追記:今後もブログの中でたびたび私なりの理解で書くと思いますが、正確に知りたい方はゲイリー・R・レナード著『神の使者』シリーズをお読みください。『神の使者』だと52ページあたりにあります。)
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