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「英語はできて当たり前」の時代がやって来た⁉

最近、外国人にオンラインで日本語を教え始めた私。
外国語としての日本語にふれ、日本語を今までとは異なった側面から垣間見ることができ、とても面白い。
それと同時に、改めて英語の重要性を痛感している。

日本語がある程度できる生徒さんたちとは、ゆっくりと易しい日本語を使って話をすることが可能である。しかし、まだ日本語が初級の生徒さんたちとは、日本語だけでは会話が続かない。英語をそっと添えてあげて、話を進めていくことが必要だ。

生徒さんたちは、世界中から集まってきている。すでにアジア、アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカからの人たちとのレッスンを楽しみ、広い世界を自分のスマホの中で感じられることにワクワクが止まらない。
誰もがみな、日本に対して憧れや夢を抱いている。日本語を習得したいという情熱を感じられて、こちらも元気や勇気をおすそ分けしてもらっている状態だ。

「少し待って。お父さんが夕食ができたって言ってるみたい」
「娘が騒いでるのでちょっと待ってて!」
「ごめんなさい、お母さんが呼んでるから30秒したら戻ってくるね」
と、人間味あふれるドラマの一部を覗きながら、生徒さんの素顔にふれることができるのもオンラインレッスンならではである。
ドイツとの時差の関係で、早朝職場に着いてレッスンをする生徒さんもいる。


さまざまな国の人が集うオンラインレッスン。やはり共通語は英語である。
先生と生徒のレッスン前の確認事項なども、主に英語で行われている。
英語力がないと登録できないのかというとそうでもない。日本人が学校で習った英語で十分である。

何が大切かというと、「伝えること」が一番大事になってくる。

完璧な文法で話すことよりも、自分の意思をきちんと表現できることのほうが重要になる。多少の間違いなど気にせずに、相手とのコミュニケーションを取ることに集中したほうがいい
他の言語を学ぶ際にも、英語という世界の共通語がある程度理解でき、意思疎通できるくらいのレベルで使えることが求められる時代になってきた。

島国だから、英語を話す必要はないという人も多いかもしれない。
しかし日本から一歩出たら、そこは英語はできて当然という世界が存在している。

中学、高校で高度な英語教育を受けてきている私たち。
プラスαで、メンタル部分を強化していけば、外国人とコミュニケーションを取るくらいの英会話には困らないはずだ。

テクノロジーの進化によって、高額な駅前留学をしなくても、手軽にランゲージエクスチェンジをすることが可能になってきている。
私が日本語を教えているサイトでも、先生からレッスンを受けるだけでなく、無料でランゲージエクスチェンジの相手を見つけ、お互いの言語を学びあうコーナーもある。
こんなチャンスを逃すのはもったいなさすぎる。
2020年の東京オリンピックを前に、少し勇気をだして、無料のランゲージエクスチェンジを使い、世界中に友達を作ってみてはどうだろうか?

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すがゆうこ@グローバル教育
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