ボディクリーニング
わたしたちの身体を主に支えているのは骨と、「第二の骨格」と呼ばれる「筋膜」です。
筋膜は筋肉や骨、神経、臓器など、身体のあらゆるものを包んでいる薄い膜のことで、まるで全身スーツのようにひと繋がりになっています。
筋膜は網目状になっていて、ネットのような形で筋肉を包み込み伸縮性があります。
水分量が高くうるおっているので、筋肉の動きをすべり良くさせながらサポートしています。
ところが、さまざまな原因によりその水分量が失われると、隣り合う筋肉や皮膚に張りついて、動きが悪くなってしまいます。これを「癒着」(ゆちゃく)と言います。
筋膜が癒着すると、張りついた箇所に引っ張られて、身体の動きも悪くなっていきます。そして、大人になるにつれ、張りついた面積や強度が増えていくので、年齢を重ねた大人特有の体型や身体機能の低下につながっていくのです。
ボディクリーニングでは、身体のネジをしめながら、全身に張りついた筋膜を「らせん」の動きでほどいていきます。それを繰り返していくことで、張りついて動きの途絶えていた筋膜同士がつながり、やがて全身の筋膜もつながっていきます。
全身の筋膜が動きを取り戻すことで、筋肉の動きも良くなり、一定の場所で身動きの取れなくなっていた骨格が、本来あるべき場所にゆるやかに移動していきます。こうして、その人が本来もつ美しい頭身バランスやボディラインへと変化していきます。
また、癒着の影響で押しつぶされていた血管や神経などもその圧迫から解放されるので、立ち座りするたびに感じた膝の地味な痛みがいつの間にか気にならなくなっていたり、お肌のトーンがアップしたなど、お客さまから多くのお声を頂いています。
初回は身体が大きく右へ傾いていましたが、回を重ねるごとに上下のバランスが整い、中心に戻ってきました(40代女性)
肩の位置、膝の位置など左右のアンバランスさが目立っていましたが、関節が締まったことで全身も引き締まり、お胸もアップして頭身が変わってきました(50代女性)
年々背中が丸くなり転びやすかったのが、上半身が起きてきて視線が高くなり、つまづくことが減りました。高いところに手が伸ばせたり、足がつらなくなったりと、身体機能がアップしました(80代女性)
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