相手を変えるよりも自分を変えよう、というけれど・・・
自分を変えるって、けっこうむずかしいんですよね。
わかっちゃいるけど、変えられない。
みたいな部分が少なからず、私たちにはあると思うんです。
例えば、わたしは
「母親との関係性をもっと良くしたい」
と思っていた頃がありました。
ちなみに、わたしは母親のことが大好きです。
ですが、主人とわたしの離婚話を話すときは
母親は感情が高ぶって、口調が厳しくなるので
その時ばかりは、とても嫌な時間を過ごすことになるのです。
元々はっきりとした物言いの母親なので
感情がたかぶってしまうと、人をぶった切るような言葉の破壊力を持っているんですね。笑
そうなると、わたしも素直になれず
素っ気なく、言葉足らずに話を切り上げてしまって変な空気で終わってしまう・・。
なんてことが、たくさんありました。
ほんとうは
「心配してくれてありがとう。大丈夫だよ。」
と伝えたいのに、どうしても相手の感情に引っ張られてその言葉を言えなかったのです。
ちょうどコーチングを学びはじめた頃だったので
一つの問いを自分にあたえ、実践することにしました。
その時、わたしが出した答えは2つでした。
①母親の話を最後まできく
(途中でさえぎらない)
②自分の心を穏やかにする
(何を言われても動じないよう平静を保つ)
普段から何気なく話、当たり前のように日常的に行っている“会話”に、この時はじめて意識を向けた瞬間でした。
今まで意識してこなかった部分にフォーカスして
会話をしてみようと思ったんですね。
で、結果は・・というと
言えませんでした!😂
なぜ言えなかったかというと“恥ずかしかったから”です😂
いや、結構いい感じで話も聞けて
ちゃんと相槌もして・・
だからか、いつもより穏やかに話ができたんですが、よし、ここやで!というところで・・・
「・・・。・・・でさぁ」
って他の話題に変えちゃった😂
素直になれない、その部分はまだまだ未熟だな・・
と痛感しました。笑
結果として、わたしは「感謝を伝える」目標を
達成できなかったのですが
母親の会話を遮らずに最後まできくことを
意識するだけでも、いい雰囲気で対話をすることができたなと思えました。
このように(笑)自分を変えることは
なかなか思うようにはいかないこともありますよね。
それでも、トライ&エラーで何度も繰り返し
意識して行っていくことで
自分を変えていくことができるんだと思います。
「自分を変えよう」という意識を持つことから
すべてが始まるし、実践してはじめて気づく
“変えられるもの”と“変えれないもの”を持っている自分。
変えられなくても、それはあなたの“個性”でもあるし
そういったところも自分自身の一部なんだから
大事にしていきたいですよね。
変えられないのなら、“何かを補う”という発想の転換もありますし。
自分のことだけじゃなく
相手をみながら丁寧に関係性を築いていきたいですね。
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