くまさんとの対話 12 (心療内科の先生とのおしゃべり)
診察日前日。
お話したいことをまとめる。ひとつめは下の子の進学について。
今年の高校三年生は三重苦。入試制度の変更、英語民間試験中止、コロナ禍・・・混乱の中、どこでもいいから推薦で入りたいと言い出す。気持ちは充分理解できるけれど・・・とても浅い考え。高校生だから、仕方ないか。
買物中にふーっと浮かんでくる下の子とのやりとり。①子どもが失敗したらどうしよう。②自分の失敗した時の気持ちを思い出し、味わってしまう。③そして、こんな程度にしか育てられなかった。ダメな私。というがっかりした気持ち。
買物が手につかなくなり、気分が悪くなる。
ああ、こんなことの繰り返しだった。二年前の上の子の時もきっとこんな感じだったのか。無意識のうちに心配やがっかりを何度も繰り返して、気づいたときには自分ではどうしようもなくなっていた。子どもを信じるしかない、なんて思い詰めていた。
でも、今は不安を客観的に見ることができる。心配しても仕方のない、と冷静になれる。彼女の問題。彼女の人生。サポートするのみ。
もし、今年も具合が悪くなったら・・・先生に相談すればよいのよね。