明日はRemembrance Sundayです。第一次世界大戦以降の戦争で、国防のために命を捧げたすべての人を祈念する日です。
毎年この時期は、国を挙げてチャリティー募金が展開され、協力した証の紙製のポピーを胸につけている人もたくさん見かけます。
象徴である赤いポピーは、至るところで見られます。
タイトルの写真は隣村の公園に飾り付けられたポピーで、地元のボランティアが毛糸で編んだポピーの花をたくさん使って作られています。
数日かかって、ポッドキャスト「Hardcore History : Supernova in the East」6編を全部聞き終わりました。太平洋戦争を詳しく語ったシリーズで、全部で28時間くらいあります。私は怖くてわざと避けてきた部分の歴史で、あまりにも知らないことが多くあり、シンプルに勉強になりました。聴いていて、しんどい所も多かったですが、非常に興味深く、「日本人」や「日本文化」について、考えさせられました。
日本人である私が、「日本人」のことを第三者の視点で見ることは非常に難しいんですが、ほんのすこーし出来たかもしれません。
ウクライナとロシア、イスラエルとパレスティナ、そしてトップニュースになる事のない、世界中で起きている紛争。これらの事象は、私個人と関係ないように思います。が、本当にそうなのでしょうか?
折しも日本での、私が参加しそこねた総選挙、そしてアメリカの大統領選挙がありました。国家と個人、世界と自分の、見えるような見えないような繋がりを、グルグル考えさせられる1週間でした。
明日は、戦争記念碑のある公園での式典に向かいます。
多くの人の努力と犠牲の上に成り立っている私のノンビリ生活。感謝の祈りを捧げてきたいと思います。