見出し画像

Guy Fawkes Night

日本で購入年齢に制限あったかなぁ。。。なんて思いながらイギリスで初めて花火を買った。
今夜はガイフォークスのお祭りで、大きな焚き火や花火でお祝いするのが伝統なんだそうですが、近年、木を溜めておくとハリネズミが巣作りしちゃうし、お天気も今ひとつだし、近所迷惑にもなるし、で、全国的にお祝いしなくなっている。
でも、一番の原因は、ついさっき終わったばかりのハロウィンだと思う。お金になるハロウィンはイギリス社会にアメリカから輸入され、子供たちの楽しみになっている。
私の旦那さまぐらいの時代(1970年代)には、子供たちがガイと呼ばれるカカシのようなものを作って、"A penny for Guy"と言いながら近所を巡り、お金を貰って、それを元手に花火を買って、さらにガイは焚き火に放り込んで焼く。私はこの習慣を見たことが今だなく、知ったのもパディントンベアの絵本でした。多分復活することは無い伝統行事でしょう。残念だなぁ。
今ではハロウィンを知らない子供はいないけど、ガイフォークスを知らない子供は一杯いるようです。
ま、私はがっかりですが、そう悲観したものでもないのが、この、ガイフォークス。歴史上のある事件を記念するもので、授業ではみんな習うからです。(1605年の火薬陰謀事件で調べてください。)
伝統は無くなっても、言い伝えは残るよねって感じです。
それにしても、雨降りの多い11月。寒いし風強いし、「テロ計画も季節考えてよね。まったくカトリックはこれだから。。。(私はカトリック)」と言いながら、ほんのひと時の花火を楽しみました。
でも、花火はやっぱり夏が、そして日本がいいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?