国際女性デーに物思う
今日は国際女性デーということで、海外のVCが主催する女性起業家のトークイベントに呼ばれております。
今となっては昔話になりますが、20代の頃、ベンチャー企業で働いていた際に、男性の同僚たちがどんどん出世していく様子を目にして、どうして同じ成果を出しても私は昇進出来ないのか。性別が女だからなのか。と何度も社長に直訴した事が思い出されます。
結果的にはその数年後、飛び級の昇進をすることが出来たのですが、それまでは耐え忍ぶような気持ちでした。
そして、これは性別には関係しない事だと思いますが、一度チャンスを得られると、そのチャンスに応じた変化がやって来るものだと思います。
私の場合は、上場した会社の子会社社長に抜擢されたことで、人脈が広がり、企業のトップ層の方々と出会えるようになりました。
現在では、私自身が女性であることの不利さを感じるシーンは減っていますが、それは経験値がカバーしているもので、ジェンダーギャップ指数が示す通り、一般的にはまだまだ苦労されている方々も多くいらっしゃるのだと思います。
何年かかるかは分かりませんが、このジェンダーギャップ指数自体が死語になる日が来ると良いなと願います。