見出し画像

週末に、タイで小旅行。アユタヤへ

タイの古都・アユタヤに行って来た。

アユタヤは、417年間アユタヤ王朝の都として、タイの中心であり続けた都市。現在の首都・バンコクから日帰りで楽しめる距離感だ。


今回は、日帰りでアユタヤ遺跡巡りをしたい方に向けて、役に立てばいいなと思ったことを書いた。

私は当日、ドンムアン空港に着陸。
そこから、たった11THB(約47円 ※2024年6月時点)でタイ国鉄に乗って、アユタヤへ。
 
いざ、週末ショートトリップ。


-事前に決めておいたほうがいいこと

まず、短時間でアユタヤを満喫するために最低限決めておいたほうがいいことが2つあった。

①周る場所を決めておく
②事前にトゥクトゥクをチャーターするときの相場を調べておく

なぜこの2つなのかは、後ほどお話しする。

-空港→アユタヤ

朝、タイのドンムアン空港に到着。そこからターミナル2の建物へ進み、その先にある鉄道駅へ向かった。(迷いやすいので、要確認)

ターミナル2の2階に電車マーク🚃あり!

駅に着いたら、チケットを買う。チケット売り場のお姉さんに「アユタヤ」と言うと、アユタヤまでのチケットを手配してくれた。ローカル感漂う鉄道にコトコト揺られ、昼前にアユタヤに到着。(暑い。)

お昼ご飯を済ませてからアユタヤを巡りたかったので、Google MAPを開ける。駅に隣接する「THE STEATION」の口コミが良さそうだったので、ここで休憩することにした。(英語通じる)

-トゥクトゥク手配

ごはんを済ませてお会計。店員のお姉さんが「どこから来たの?」と。

「日本だよ」
「これから観光?」
「そうです」
「どこ行きたいの?」

どうやら観光のサポートをしてくれるとのこと。行きたい遺跡を、事前に3つピックアップしていたが、遺跡の読み方がわからないところがあった。それで私がゴニョゴニョしていたので、行き先がなかなか伝わらない。

行きたいところを英語名で、メモに書いておけばよかったなぁと思った。私がもたついている横で、店員さんがOKサイン。なんとなく理解してくれた様子。

「3時間チャーターがいい」と伝えると、「じゃあ、500THBでどう?」と提案される。事前にブログなどを読んでいた限りでは、1時間200THB〜が相場だったはず。(旅行時:1TBH=約4.3円)

それでいいと伝えると、店員さんはどこかへ消えていった。

しばらくして、おじさんを連れて来た。
トゥクトゥクのドライバーだそうで、各遺跡までの送迎をしてくれる。店員さんにお礼を伝え、アユタヤ市内へ出発。

-遺跡めぐり


ここからは、巡った遺跡を写真でご紹介。どうぞ!

Wat Yai Chaya Mongkol
(ワット ヤイチャイモンコン)
仏教寺院だそう。
お参りの方がたくさんいました。
Wat Mahathat
(ワット マハタート)
こちらも仏教寺院。

Wat Rajaburana
(ワット ラチャブラナ)

-快適に巡るために


アユタヤは、とにかく暑い。12月ならまだしも、雨季直前は茹だるような暑さで、3時間といいつつも、外でそんなに長くは過ごせなかった。正味2時間で終了。

トゥクトゥクは3時間契約だったので、ドライバーのおじさんに「早めに終わったから、ディスカウントできる?」と聞いてみたが、流石にダメだった。めっちゃ嫌な顔をされた。

後から気づいたのだけれど、伝えた行き先がやっぱり伝わっていなくて、思っていたのと違う遺跡に案内されていた。自分も気づいてなかったのだけれど(笑)。

海外では、単語がわかれば伝えられることが多くある。また、交渉をスムーズにするためには、一般的な知識を持っているとテンポよく判断できる。つまり、自分が不利にならない状況をつくれる。

旅にトラブルはつきものだが、嫌な思いはできるだけしないほうがいい。旅を楽しむためにも、自分を守るためにも、最低限の事前準備はあるといいなと思った。

そんなこんなで、遺跡を3つ巡るなら2時間程度、5つ巡るなら3時間程度が妥当かなと思う。もしくは余り時間はお土産屋さんに行くとか。

そこまで気が回ればよかったなぁと思いながらも、今回はネタとして消化することにしようと切り替える。セブイレのスムージーを飲みながら、駅でぼんやり列車を待つことにした。

日差しが強いので、日傘を持って来たのは正解だった。日傘を差すだけで、快適さが全然違う。遺跡巡りをするときは、日傘や帽子、サングラスは必須です。

-アユタヤ→バンコク

Ayutthaya station

再びタイ国鉄に揺られてバンコクへ。帰りも同じように、チケット売り場で「バンコク」と言えば、チケットを用意してくれる。Ayutthayaアユタヤから終着駅のKrug Thep Aphiwatクルンテープ アピワット中央駅 まで、20THB(約86円)だ。(ここから私鉄に乗る場合は乗り換える)

ちなみに、列車には快速や特急など様々なタイプがあるらしい。私が利用したのは恐らく快速列車。「エアコン車」と「ファン車」の2タイプある。「ファン車」は、車内が扇風機のみでめちゃくちゃ暑い。なので、少し値段が高くて列車もなかなか来ないようだけれど、エアコンタイプを選ぶのもいいかもしれない。

-おわりに

国鉄乗車時間を含めて、正味6時間で、アユタヤ・ショートトリップを終えた。

歩くたびに汗が噴き出るし、ゴニョゴニョしちゃうし、ぐだぐださも否めないけれど、それが吹き飛ぶくらい遺跡巡りは癒された。ふわぁっと体が満たされる。不思議な安心感に浸り、来てよかったと思った。(特にWat Mahathatが好き。)

朝や夕方の風景を楽しむなら、1泊ステイもありかもしれない。違う時間も楽しんでみたいなぁ。

最後に、アユタヤに行く前に決めておいたほうがいいことをもう一度。

〈事前準備〉
①周る場所を決めておく
(目安:3時間で遺跡5箇所程度)
行きたい場所を的確に伝えるために、メモに書く!or ガイドブックに印をつける!

②事前にトゥクトゥクをチャーターするときの相場を調べておく

〈必要なもの〉
日傘、帽子、サングラス、飲み物

おまけ


もし午前中のうちにアユタヤ巡りが終わったら、Krug Thep Aphiwat 駅からタクシーで15分くらいのところにある「チャトチャック ウィークエンドマーケット」がおすすめ。週末のみ開かれているマーケットで、可愛い雑貨屋さんや屋台がたくさんあった。


チャトチャックで、パスポート入れ作った!
80THB〜

楽しい週末は、「楽しい時間を過ごしたい」と願う先にあるのだなぁと思った。不安よりも、楽しさを、感じていきたいな。










いいなと思ったら応援しよう!

侑子 ︴わたしの山と旅時間✎𓂃
いつも楽しく読んでくださり、ありがとうございます! 書籍の購入や山道具の新調に使わせていただきます。

この記事が参加している募集