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7日間のブックカバーチャレンジ

お友達Yさんからバトンを引き継いだ「7日間のBook Cover Challenge」。
他の方々のセレクションを楽しく眺めていたので、私もやってみました。こちらのnoteでもまとめて記しておこうと思います。
7冊に絞るの、なかなかチャレンジングですね^_^

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Day 1:「有閑倶楽部」 by 一条ゆかり
まず1冊目(っていうか19巻ありますが)、小学校高学年で出会った漫画。画力もさることながら、その世界観にはまりました。
スーパーセレブの日常、海外でのバカンス、ミステリー、高い知性とメカへの強さ、アクション、友情。
たぶんずっと私の中での憧れの要素が詰まってる。
実家に置いてあって、帰るたびに読み返します。

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Day 2:「ダンス・ダンス・ダンス」 by 村上春樹
村上作品の中でもなぜか一番手に取る作品。
年に1度は読むかもしれない。
気づけば、私は主人公や五反田くんの年齢も通り過ぎてしまいましたが、この時代の30代ってずいぶん大人びてる、世の中に対して斜に構えてるハードボイルドさがあるなと思います。
これを読んでブラッディマリーやピニャコラーダを知りました。
いつかハワイのビーチで、のんびりピニャコラーダを飲んだり、肉がかりっとジューシーでトマトケチャップがとことん無反省で美味しく焦げたリアルな玉ねぎが入ったまともなハンバーガーを食べてみたいです。

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Day 3:「さくら」 by 西 加奈子
同世代のとても好きな作家さん。「サラバ!」も「i アイ」も好きですが、初めて読んだのがこの作品でした。
エッセイも面白すぎて、毎度元気とパワーをもらっています。
めんどくさいけれど、憎めない家族とその周囲の人、
まさかのストーリー展開、
人生浮き沈みがあっても、深い愛に包まれてる。
人間って愛おしいね。

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Day 4:「パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記」 by 田丸 公美子
イタリア語通訳の第一人者である田丸さんのユーモアあふれるエッセイ。
田丸さんのウイットと笑い満載のエッセイはどれも大好きです。
大学時代にマイナー言語(ポルトガル語)を専攻しつつも早々に落ちこぼれた身としては、通訳や翻訳を生業にされている方のストイックなプロフェッショナリズムにはもう尊敬しかありません。
通訳者がその言語のお国柄によってファッションや性格が違うとか、イタリア人のエピソードが面白すぎて、元気をもらえます。
明るくタフに生きる姿は働く女性像としても、憧れ。

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Day 5:「楽園のカンヴァス」 by 原田 マハ
アンリ・ルソーの「夢」を題材にした小説。
ベル・エポックのパリ、1983年のバーゼルとNY、現在の日本と時空をまたぐ謎解き。
名画のストーリーを身近に紐解いてくれて、NYのMOMAで実際にこの絵に対峙したときには、とても特別な時間を過ごすことができました。
原田マハさんの作品は、海外のアートにまつわるものだけでなく、日本を舞台にした小説もジャンルが幅広く、毎回興味深く読んでいます。
今日も、久しぶりに立ち寄れた書店で、新たに文庫本「たゆたえども沈まず」をゲット^_^
美術館にもなかなか行けなくなってしまったいま、ストーリーからアートに接するのもいいですね。

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Day 6:「BUTTER 」柚木 麻子
これは最近、Kindleで読んだ小説で面白かったもの。
男性に貢がせる女って、どんな技があるのか。心酔させちゃうってどういうことなのか。ハラハラしながら読みました。
ほかほかごはんに一片のバターとお醤油をひと垂れという禁断のずぼら飯に主人公はハマります。
Stay homeのおうちカフェブームにつき、またバター不足の昨今。私はたっぷりじゃなくていいから、エシレでもカルピスでなくてもいいから、毎日のパンのお供に欲しくなります。たらこスパには言わずもがなの必需品。

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Day 7: 「arikoの食卓」by ariko
数年前からインスタをフォローしているarikoさんの著書。ファッション誌の編集ライターをされているだけあって、見た目も文章もそそられます。
食べたい、作ってみたいお料理がたくさん。
思わずまたページの角を折ってしまう。
ひと手間を加えつつ、ささっと美味しいものを手際よく作り、センスよく盛り付ける、憧れのarikoさんの食卓。
お母さんが作ったあのごはんが食べたいと家族に言われる日を目指して、今日もレシピ本をペラペラめくっています。
というわけで、7冊、紹介させていただきました。

#7日間のブックカバーチャレンジ #bookcoverchallenge #stayhome

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