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ファシリテーターの場を見る視点、スキルを学ぶマガジン

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ファシリテーター向けに書いた記事をまとめています。 私が普段、対話の場をひらく時に見ている視点、考えていること、スキルアップのためにしていることなどを書いています。 ワークショッ…
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#ワークショップデザイン

ファシリテーション 2.0? セッションの場で使えるデジタルツール5選

今回は、ワークショップを行う上で使えるデジタルツールの紹介記事です。今後自分も使ってみたいので、まとめておきたいなと。どちらかというと大人数の場、多国籍の場、ITツールに抵抗がないチームのセッションなどに役立つと思います。(また、リモートワークにも使えると思います!) ツール自体は探せばたくさんあるのですが、実際に私が使った経験があるものだけ簡単な画面付きでご紹介します。このツールを使ってこんなことができるのでは?というアイデアが湧いたらぜひTwitterなどで教えてくださ

大人数のワークショップをホストするファシリテーターのための5つのヒント

今日はファシリテーター向けの記事の中でも、比較的大人数の場に携わる方向けに私が気にかけているポイントを紹介します。 大人数というと定義が曖昧ですが、40人〜くらい、つまりpptを使って説明するのも見えない、模造紙で説明資料を作ろうとしても前の人しか見えない、1人での説明に限界がある、人数が多い分会場スペースも広い場でのワークショップを想定しています。 そんなに大人数の場を担当する機会が少ない人もいると思いますが、大人数の場でなくても参考にできるところもあると思います。

インタラクティブな場を作りたいファシリテーターのための話し合い設計 3つのヒント

今日はファシリテーターの方向けの記事。いろんな話し合いの場の企画、主催をする方で、どちらかというと登壇者が話すのを参加者が聞くというような場ではなく、参加者に積極的に関わってもらえる場を設計したいなと考えている人向けです。 私は、イベントでも「双方向的」な場の方が好きなので、自分が主催する時には以下のポイントに気をつけています。 1.  お互いのことを知る仕組みを取り入れる1つ目は、その場にどんな人がいるのかが少しでも分かるような仕組みを取り入れる、です。 具体的には、

気づきを深める問いのレッスン その2. 構造・対象・前提を変える

今回は、以前書いた「問いのレッスン」の第2段。私が対話の場で使う「問いかけ」を考えるポイントを紹介しています。 その1.  では問いかけが思考に向かいやすいか?感情に向かいやすいか?を気にして考えていますという話を書きました。 今回は、なんとなく考えた問いかけがしっくり来ないというとき、ブラッシュアップさせたいときに考えている視点を3つ、ご紹介します。それは (問いかけがしっくりこないときは・・・) ・構造を変えてみる ・対象を変えてみる ・前提を変えてみる です。1

気づきを深める問いのレッスン その1. 思考に向かう問い、感情に向かう問い

今日はファシリテーターの肝といって言い、問いかけについて書いてみます。 私は、自分が主催する場のほとんどが対話をする場なので、どのように問いかけをするかが場の質を決めると言って良いくらい、問いかけは大切。 noteで何度かに分けて、私が問いかけを考えるときに意識しているポイントを紹介します。今回は「思考に向かう問いと感情に向かう問い」 問いかけをするときに、その問いかけがその人の考えていることを揺さぶるのか、感じていることを揺さぶるのか、そのどちらを意図するかを考えます

" コファシリ" がファシリテーションの実力をつける最速の実践である理由 (基礎編)

私はファシリテーターの中でも、ファシリテーションを2人で行う、つまりコファシリ (Co-facilitation)* をすることが多いタイプです。これまでペアを組んだファシリテーターの人はざっと数えて15人以上。 しかもその内10人以上が、連続セッションなどでペアを組んだため、少なくとも複数回、半年以上はペアで仕事をしていたことがあり、かなりチームビルディングも出来ていたペアだったと言えます。 *ファシリテーターとアシスタントがいる、ではなく2人とも対等なファシリテーターで

組織力を高める場づくりとは? 参加者の関わる余地をデザインする

久々のファシリテーター向けの記事。今回は私が意識している対話の場の設計について書いてみます。 私は、組織のチームビルディングに関わることが多いです。理想的には、何度か継続的にセッションをする時間をいただき、その組織の変化に一緒に伴走させていただく関わりが好きではあるのですが、もちろんいきなり連続で依頼をしてくださる組織は少なく、最初は単発のセッションを実施してみますという組織が多いです。 最近は、数年前よりも少しだけ「対話」という言葉が広がっているのか、会社が年に数回行う

あなたの場作りはどんなアート? 私がホストをするときに意識する4つの視点

本日はこちらのブログからの転載です。実際に場作りをしている際に私が意識しているポイントについて書いています。 私の学びの多くのエッセンスはArt of Hosting and Harvestingで培っているものなのですが、今回もそこで学び、私が実践しているものをお伝えしたいと思います。 2015年のArt of Hostingの資料より。写真提供:フォトファシリテーター あさのしんいち 私が場づくりする際に意識するポイントは Invitation (呼びかけ) Or

スキルアップ編  ファシリテーター向け講座について4選

たまに「ファシリテーターになるためにどんな勉強、どんな講座を受けたんですか」と聞かれることがあります。 私がファシリテーターの勉強を始めた頃よりもいろんな講座は増えているため、今ではいろんな選択肢があると思うのですが、主に私が受講した or 周りに受講者が多いものをいくつかご紹介してみます。 (初級編) ファシリテーションって何? 全くの初心者の方へ、最初にオススメしたい講座。 Be-Nature ファシリテーター連続コース これは、私自身も1番最初に受講した講座ですが

ファシリテーション・グラフィックって何でいるの? 誰にでも出来るランドスケープ作成のススメ

今回の記事は3年前にブログに掲載した記事を少しだけ改変した記事です。 グラフィックファシリテーションってなに?最近、グラフィックファシリテーションって流行っていますよね。 話し合いの中身や様子を絵やキーワードで、その場で書いていく手法のこと。 グラフィッカーの方が書いている素晴らしく綺麗な絵を見たことがある人も多いと思います。話し合い、対話の内容を記録に残す目的の他、参加者に振り返りをしてもらいながら、参加者自身に色やコメントを足してもらうなどし、小さな声を拾いやすくした

初心者とプロの差はどこにある? 優秀なファシリテーターの場こそ、たくさんの「意図」が込められている

今回もファシリテーター向けの記事です。自分でイベント・ワークショップ・セミナーなど場づくりをしたい方向け。 ワークショップなどを主催する経験が浅い段階で、一番やりがちなことって何でしょうか?それは「学んだ手法をそのまま、とりあえずやってしまう」です。人って学んだことは、どこかで試したくなってしまいますよね? なので、自分が参加者として参加した場で行われていた「面白そうな手法」があると、そのまま試してしまったり。 もちろん、アレコレ考えて何もできないよりは、「えいっ!」とや

あなたの主催する場は "話しやすい" ? 場の安全性を高める守秘義務を設計する

今回も、ファシリテーター向けの記事。私のように対話の場を開く人向けの記事なので、自分で何か場を開く人はぜひ読んでみてください。  私は自分が主催する場は、死や女性性、深い内省を意図した場を開くことが多いため、意識的に守秘義務の設計をすることがあり、どんな点を意識しているかを書いてみようと思います。(なので、あまり守秘義務の必要ない場を開く人には役立ちません。) 守秘義務は必要か?そもそも対話の場に守秘義務は必要でしょうか。場を設計するときに「どの程度の守秘義務を取り入れる

話し合いに影響するのは何ですか? 繊細で優しいあなたがファシリテーターに向く理由

今回は、ファシリテーター向けの記事。ファシリテーターになるには何を意識したら良いの?という方、ぜひお読みください。 そもそもファシリテーションって何?って思いません? 私は昔、そう思ってましたよ。カッコつけて横文字使うなと…。 ファシリテーションとは、ファシリテーターの数だけ定義があると言っても過言じゃないくらい、定義が様々な言葉だと思います。でも私なりの定義を言葉にすると、話し合いを簡単にする人、物事を進めやすくする人、より本質に近づきやすくする支援をする人かな。  

対話の場は "心理的契約" を意識せよ。私が主催イベントが満席になっても決して増員しない理由

今回は、イベントなどを主催する方向けで特に「対話」の場を開く方向けの記事。( 私が自分で主催するイベントは基本的に対話のイベントです。) 対話とは、私の言葉で表現すると自分にとって大切なことを言葉にし、相手にとって大切なことも聴くこと。頭で考えたことではなく、心で感じたことを聞き合うこと。 そして言葉を交わすことで何か解を得ることを目指すのではなく、何かが生まれたらいいなぁとちょっとだけ意図するプロセスのこと。 なので、対話の場を開くときにはいかに「安心感・信頼感が高い場