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フェスで大人気だった大福もち!

11月に入り、この辺りもだいぶ寒くなってきました。相変わらず雨が降ったり止んだりの不安定なお天気が続くけど、おかげで家庭菜園の水やりはほぼしなくて良いから助かる。

昨日は、Festa Criola(フェスタ・クリオラ)というフェスで出店し、とても楽しい1日を過ごした。

このフェスは、ポルトガルで暮らす様々な国出身の人たちが、その国やその人を象徴するような料理を出したり、音楽、ダンス、ワークショップなどが行われる文化的でエスニックなイベントで、私はその最終日の参加。(ちなみにこのイベントも女性が主催者でした!)

特に大福は絶対に出して欲しいとリクエストされていたので、大量の小豆餡や白餡を作り、紅芋も地元の農家さんから買って、焼いたのをひたすら漉したり、栗餡を作ったりして、腱鞘炎になりかけながら、必死に準備。

「あなたらしいものなら何でも!」と言われていたけど、その他にも、皆が好きで日本らしいものは何かな?と考えた時に、太巻き寿司も出してみることにした。


夫の雄一氏作成のポップと共に!

大福は、こちらではみんな「Mochi(もち)」という。大福といっても、私の顧客さん以外はあまり通じなくて、大半の人は、モチというと、「ああ、モチね!」とすぐに大福を連想する。大福って、こちらの人にとったら食感が独特なので、好き嫌いに分かれるけど、一度好きになったら病みつきになるのは日本人と同じらしい。そして、ここ数年で、大福の人気は本当に上昇し続けている。以前は日本通の人がほとんどのイメージだったけど、今回フェスで出品してみて、その意外で幅広い人気に驚いた。


女性だけでなくて、様々な国の男性も、そして子供も次々と買っていってくれる。試しに一つ、おそるおそる初めて買ってみて、数分後にもう一つ違う味を買いに来るという人も、何人もいた。以前の若い層のナイトマーケットと違い、今回のフェスは、年齢層も様々で、ファミリーも(犬もいっぱい!)多かったし、他国の食文化に興味のある人たちが多い印象だった。

特に人気のある味は、黒胡麻と抹茶、そしてシンプルなこし餡の大福。どれにしようか?とワクワクした感じで選んでもらえるのが、見ていて嬉しい。

太巻きは、こちらの人は味が薄いとものすごい量の醤油をかけたり、味がないと言ったりするので、醤油がなくても十分美味しく感じれるような、そして噛むたびに違う味が出てきて楽しめるような味付けと具にしたくて、
・茹でて軽く酢で締めた海老
・かんぴょう
・卵焼き
・胡瓜の浅漬け
・たくあん
・油揚げを甘辛く炊いたもの
・クレソン
そして、シャリにはガリと白胡麻を混ぜ込んで作った。
おかわりを買いに来る人も何人もいたので、好評だったはず!


インスタでフォローしてくれている人たちが買いに来てくださったり、2年前までお店をやっていた時の常連さんもたくさん来てくれて、皆さんとの久しぶりのおしゃべりもとても嬉しかったなぁ。

私の屋台の他は、カボ・ヴェルデ、ネパール、ゴア、パレスティナ、ブラジル、ギネ・ビザウ、タイなど、アフリカ系が多めの、なかなかエスニックな面々だった。アフリカのカラフルでボリュームのある美しい衣装を着て豪快に料理している女性の屋台なんかは、すごい人気。でも、隣の屋台で、スーパーのコッペパンに缶詰のソーセージを入れて、ポテトチップスとケチャップをかけたホットドッグなどを売っている女性軍たちは不思議な存在だった。これもお国の料理ということか??

フェスでのお楽しみ、他の屋台の人たちとのフードのトレーディングも、今回もお約束。私も太巻きとファラフェルサンドやフライドチキン、ターリーと交換して、お手伝いに来てくれていたリカさんとしっかり楽しみましたよ!


タイのカオ ソイガイも頂きました!

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