心をリセットしてくれる本
noteを始めて、"好き"なものについて書くことで、幸せを感じていた。
頭の中でぼんやりと考えていた"好き"を文字に書き出すことで、"好き"の再確認をしたり、新たな素晴らしさに気づくことができる。
ある時、閲覧数やスキのリアクションが増えた。
「これ、おもしろいよ!さらにこれを知ると、より楽しめるよ!!」という自分の感じたおもしろさが、読み手に伝わったような気がした。
しかし、「書くために費やした時間や疲労感と、読み手のリアクションは比例しない…自分の書き方は間違っているのだろうか…」と考えるようになり、"好き"なものについて書くことが、苦痛になってしまった。
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突然ですが、自分はGoogle Mapのクチコミを見るのも書くのも好きです。
自分がクチコミを書く時は、店の雰囲気や駐車場、商品、感想など、その店が気になる人のためになるような情報を載せるようにしています。
以前、有名なパン屋に行って、クチコミとともに写真を載せたのですが、その写真の1枚が3ヶ月間で12万回以上閲覧されました。
単純計算すると1ヶ月間に4万回の閲覧。自分のnoteの全体ビューは1ヶ月間でその四分の一にも到達したことがありません。
パッと撮ってGoogle Mapに載せた写真が、時間をかけて書いたnoteよりも、閲覧数が多いのです!(閲覧数のカウント方法は違うと思いますが…)
「閲覧数がすべてではない」と考えているつもりなのですが、正直、ちょっと腹が立ってる自分がいます。
価値があるのは、自分ではなくパン屋。
みんなが望む主人公は、"自分"ではなく"場所"なのだと感じました。
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それはnoteからの提案。
その提案の中で出会った1冊が『リセットの習慣』。
悪い流れを断ち切る99の行動術が書かれている。「これはきっと良いことだろう」と感覚的に思っていたことが、名医と言われる小林弘幸さんによって"自律神経"に着目した上で書かれているので、納得しながら読み進めることのできる1冊だった。
その中で特に印象に残ったのが、「期待しない」と決めておくということ。
noteを始めて、"好き"なものについて書くことで、幸せを感じていたはずが、いつからか自分はリアクションという他人からの見返りを求めて、それが思うようにはないことにイライラしているのかもしれない。
そう考えると、自分のイライラのようなもののリセット方法が見えてきた。
自分にとって、書くこと自体がゴール。
頭の中でぼんやりと考えていた"好き"を文字に書き出すことで、"好き"の再確認をしたり、新たな素晴らしさに気づくことができる。
それはきっとステキなことだ。
『リセットの習慣』には、自分の気づきになる言葉がたくさん書かれていたので、このような機会をつくってくださったnoteに感謝です。