どうぶつの森で「床は剥がせる」のか？
💡この記事はPepabo CS Advent Calendar 2024の12/2 担当分の投稿です！
Chat GPTに聞いてみたのですが、できないみたいです。
しかしどうやら現実の世界では家の床を剥がすことができます。
さらに床の下にある骨組みの木（根太）の間に断熱材を挟み、断熱性能を高めることが可能なようです。
さらに床材には個人で輸入した無垢材を大工の人と協力して貼ることができるようです。
自分で家のリノベーションをやって思ったこと
こんな感じでわたしは家のセルフリノベーションをやったのですが、その際に思ったことは「これはまるでどうぶつの森のようだ」ということでした。あらゆるものを自分の好きな位置に配置する権利が常にある感じ。
しかし、どうやら現実の世界はゲームの中よりも随分とカスタマイズや行動の選択肢が多いようでした。 もし任天堂の担当者に会うことがあれば、今度は床を剥がせるようにしてはどうだろうか、天井を張り替えることができるようにしてはどうだろうか、古いお風呂の壁に貼ってあるタイルをハンマーで叩き壊し、産業処理廃棄場へ持ち込んで捨てることができるようにしてはどうだろうか、ということを提案したいと思います。 きっとこの世の中の成り立ちがどのようであるか、より高い解像度で見えることだろうと思います。（真面目な話、家のリノベーションをしたことでかなり生活の解像度が上がった感覚はありました。世の中は手数料でできている……。）
あと、まあ、ものすごく大変でした。福岡市に住んでいた家から高速を使って1時間ほどかかる八女市という場所に週末だけ通い、当時2歳の子供を見ながら友人家族を毎回動員し1年かけてリノベーションするという、なかなかの難易度でした。やっている時は楽しかったのですが、終盤はかなり喰らっていて、大変さがわかっていたらできなかっただろうなと思います。あと妻（※本職は看護師）が1階廊下の床を全て一人で貼っていて、本当にすごい人だとわかりました。リスペクト。
カスタマーサポートとリノベーション
カスタマーサポートとリノベーション、この2つのかけ離れた概念に、実は大きな共通点が存在するかどうか考えてみたのですが、ありませんでした◎
でもリノベーション（というか家づくり）はとにかく長い目で物事を見る心がないと成し遂げれないという点で、自分にそういう目ができたのは良かったなと思いました。人生の一部としての仕事、みたいな大きな単位の話でいうと、気長に物事に取り組むという姿勢を活かせる場面はあるのかなと思います。
あと家を作ってしまったので、もう必要なものは大体自分で作れるなという大きい気持ちが常にどこかにある感じがします。この前も自室に棚が欲しいので買おうかなと思ってたのですが、思い立って木材を組み合わせて1時間くらいで作ってしまいました。ラブリコという木材を突っ張るための器具を買えば壁や天井に穴を開けずとも棚とか作れるのでおすすめです。
自分で作った家に住んでみて
家の住み心地はというと、やはりよいです。自分で作ったので自分の好きなようになっています。築60年の古い家なので隙間風はありますが、冬は空間を仕切れば温まるし、夏は涼しいし、悪くありません。
家を買う時は全館空調みたいな家もいいなと思ったですが、やはり風通しが良い家に住んで良かったなと思います（っていうか新築で全館空調は高すぎて普通に無理）。風が通るかどうかは家や木が痛む速度に関わるらしく、あんまり密閉しすぎるとカビが生えたりもして家に良くないようです。自分の性格としても風通しは大事なのかなと思います。
もしリノベーションを検討されている方がいれば、少しは相談乗れると思うので言ってください。あと八女市の物件も空き家多いのでいつでも提案できます。みんないっしょに里へ帰ろう。
師走にヒゲダンにハマりました。この曲と、その次に「宿命」が好きです。おすすめ教えてください。