一カ月本気でマッチングアプリに挑戦する。③
三回目のデートで振られた。
1.一カ月間本気でマッチングアプリを使用してみた③
友達とプチ旅行して、その帰りの飲み屋で今後の人生の不安とか話した後、衝動的にアプリをインストール。
そして気になった人とマッチしたため、即課金。あまりの速さで光の速度を超えていたと思うと同時に、マッチングアプリに課金することにためらいがなくなっている自分に驚愕。
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2回目はこちら
2回目を通して得た知見はこちら
2.結果
冒頭にも書いた通り、3回目のデートで振られた。
今回はほぼこれがメイン。いままで会った人数とか書いていたけれど、これに何の意味がないことに気づいたので書きません。
マッチングや通話、アポは人並みにしたと思いますが、結局付き合えなければ意味がないんですよね。
3.経緯
一部改変してお届けしますが、初回はカフェ、2回目は水族館、3回目はコンセプトカフェと居酒屋に行きました。
初回はカフェが安牌だと思います。奢るにしても安いし、つまらなくても即解散できるし。女性にとっても安心できるでしょう。
その女性とは週ごとに3週連続で会いました。LINEも毎日していました。
それでも最後の居酒屋で振られてしまいました。やるせない気持ちではありますが、不思議とあまり悲しくありません。もう心がマチアプに染まってしまったのでしょう。
実はその女性と3回目会う直前にもっとお話ししてみたい人とマッチしてしまいました。その女性とも来週会ってきます。そんな曖昧な気持ちで3回目を迎えてしまい、相手にもその気持ちが見透かされていたと思います。この方とお付き合いしたらアプリは辞めるつもりでした。
「今もマッチングアプリやってるの?」「マッチングアプリ消したらお付き合いしたい」等、しきりに聞かれました。
私はマッチングアプリは誰もが並行しているものだと思っていましたので、普通に今もやっていることを伝えてしまいました(多分私は浮気の才能は0に近いと思います。嘘がつけねぇんだわ)。
多分このほかにもLINEの頻度だとか、2年以上お付き合いしていた元カレの思い出とかいろいろな要因があると思いますが、やはり並行していることを伝えるのは大きなマイナスだったと思います。特に今回はお相手が真面目な人でしたし。
帰り際に「付き合えないのに3回もお会いしてごめんなさい」と泣かれてしまいました。また、「とりあえず付き合ってみればいいじゃん」と言ったら「そんなのだめだよ」とポツリとつぶやかれました。
マッチングアプリをしている人は恋愛負け組か?
このマッチングアプリという仕組みは、真面目過ぎる、いままで長期間付き合ってた経験がある人ほどうまくいかない気がします。それは運命の人と絶対付き合えると自分を信じているからだと思います。自分みたいな恋愛に対して負い目を感じている人にとっては、運命なんてとっくに諦めています。
特に男は行動、アプローチしなければ何も得ることができないので。「運命より、確実」というwithのキャッチコピーは悲しくも、その通りであるのかもしれません。
しかし、女性はアプリは無料ですし、心のどこかで運命的な出会いを望んでいるのでしょう。自分を一途に好きになってくれる人という存在を。
今回の女性も男性が4000円前後払っていることを知りませんでしたし、並行はしていないものだと思っていたようで、ある意味羨ましいなと思いました。
また彼氏がいない女友達に聞いた話ですが、その子が仲良くしている女友達はマッチングアプリ毛嫌いしていて、なかなかそういったアプリに手を出しにくいし、周りに話しづらいと言ってました。
現実で、自然と、運命的な出会いができない人間にはなんらかの魅力的な欠如があると心の中では誰もが負い目を感じているのかもしれません。
4.まとめ
正直自分の恋愛コンプレックスを解消するためには「誰でもいいから付き合って自分を認めてほしい」という気持ちが今も根強くあります。
今回振られてしまったお相手からは「まだ本音で話してないでしょ」と的確に私の急所を突かれ、大ダメージを食らいました。
女の子と通話することも、デートすることも全然怖いことではなくなってきました。でも本音で話すことはできません。
3回目ごときで本音を話すことなんてできません。付き合ってからも本心を伝えることは難しいと思います。
お相手からも「優しくて面白くて会いたいと思った。でも付き合うっていうのはまた違うと思う。わかるでしょ。」と言われました。正直この言葉は嫌いだけど、言いたいことはわかります。
自分も相手もとても傲慢だと思います。