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【予備試験】切ってもいい科目

予備試験はおそらく、法律系資格試験の中で最も科目数が多い試験だろう。短答8科目に加え、論文では法律基本7科目+実務基礎2科目+選択科目と合計10科目もある。ちなみに、司法試験は短答3科目、論文8科目なので、科目数でいうと予備試験の方がはるかに負荷が高い

予備試験が難しいといわれている最大の理由は科目数の多さにあるだろう。問題の難易度がそこまで高いわけではないものの、膨大な範囲の学習が求められることから、時間がかかる。時間がかかるから、多くの受験生は対策が間に合わない。対策が間に合わないまま、短答試験や論文試験を受験する。記念受験も含め、このような受験生が過半数を占めることから、予備試験の合格率は極端に低い。

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