004 毎月1冊は本を読む(途中経過)
1月
〇 彼からの「大好き! 」が止まらなくなる “不安0%の恋"をはじめる方法
年始早々なんちゅータイトルの本を買ったんだ私は…感があったけど、年末から恋愛モードだったので、メンタル安定させて恋愛するために購入。
要約すると、相手のために尽くさない、尽くすと見返り求めちゃうから。男の人が女の人を嫌いになるってことはよっぽどじゃないとないから、嫌われることを恐れて勝手に不安になるな、それ現実じゃなくて想像で不安になってるだけだから。不安になったら、とりあえず放置。って感じかな。目新しさはなかったけど、改めて確認出来た点としてはよし。
〇 「朝がつらい」がなくなる本―ぐっすり眠る、すっきり起きる習慣術
ついったーでどっかのインフルエンサーが紹介しててぽちってみたやつ。
これも睡眠の大切さとか、よく眠れるように交感神経刺激しないようにとか、お風呂入ってリラックスするのがいいとか、朝日で目覚めるとすっきり起きられるとか、目新しい話はなかったかな。
〇 【新】肩書より個人力で勝負、JBIC総裁・前田匡史の人脈の作り方
newspicksでの前田総裁特集。めちゃくちゃよかった。仕事でもニュースでも偉い人の世間話でも、色んなところで名前聞くけど、なんなのこの人。JBIC総裁ってそんな偉いの?(いや、偉い。めちゃめちゃ偉い。)って思ってたけど、こんなにバイタリティー溢れるかっこいい人だとは。そしてこの顔の広さ。そりゃどこでも名前聞きますわ。人間的にすごく魅力があるし、こんな人にあこがれるんですよね。なんかこの感情、ゼミの先生に抱いたそれと似てる。それより全然上だけど。めちゃかっこいい。好き。
2月
〇トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ
これは超超超良書。エビデンスいっぱい示してくれて、分かりやすい言葉で論理的に太るメカニズムと痩せるメカニズムを説明してくれてて、とてもよかった。
人はホルモン(インスリン)の働きによって脂肪を貯めこんでいくので、いかにホルモンをコントロールするか、そのためには高度に精製された糖質(白い糖質。小麦粉とか上白糖とか。)を排除するのがよい、これが要旨。人は神より万能だと過信して、自然界にはない食べ物を作り、より効率的に栄養を補給しようとしてたけど、その結果肥満が起こった、みたいな一文があって、いや本当そうだよな、と。想像できないくらい長い年月をかけて合理的に環境適応できるように進化してきた体が、人間のほんの数百年の人工的な食生活に適応できてるわけないよな。これ読んでから、ちょっとだけ自炊頑張ってる。
3月
〇コンビニ人間
うちの母親が「これゆっこに合うと思う。ゆっこが書いたのかと思うような思考だった」って勧めてきたので、実家から戻るのぞみの中で読んだ本。名古屋ー東京間で読めちゃうくらいの薄さです。
社会生活とか人間関係とか人の気持ちとか、そういうことが分からなくて生き辛い主人公が、すべてマニュアル化されているコンビニバイトではいききと活躍できる。こういうときにこうしなさい、って決まってるから。
さすが私の母親というか、まさにドンピシャで。すごくすんなり入ってきた。私は公務員なんですけど、公務員もコンビニ店員と似てて、執行機関にいる場合、やるべきことは全て法律で決まっていて、自分が行う仕事には全部根拠があった。「ここにこう書いてあるから」ってすべての仕事に裏打ちがあった。法解釈の仕方もあらかじめ示されているので、世の中との齟齬は生まれたとしても、組織の中では答えは一つで、とても分かりやすかった。そういうところで社会人を始めたので、私は割とコンビニ人間よりの人間です。
でも今やってる仕事は少し違って、「そもそもその決まりいるの?」「こっちのほうがいいのでは?」ということを考え、マニュアルを作る側なので、どうしたいか、そしてどこまで意図を伝えてどうやってコンビニ人間を動かすか、ってことをしてる。4年もそういうところにいるので、それが当たり前になってたんだけど、最近今の職場でコンビ人間を見つけて、この人は今自分がいる立場がすべきことがわかってないんだなーって思った次第。
コンビニ人間、とても理路整然としてていいんだけど、少し合わなくなってきているのかもしれない。