見出し画像

INTJの日記(「悩む」と「考える」の違い)

2024.10.5

普段、常に頭の中で何かを考えている私だが、
思うに、あまり「悩む」ということは無いように思う。
そんな私が、最近珍しく自分でも自覚するほどに悩むことがあった。

「悩む」ことと、「考える」ことの違いについて、今日は朝から思考が巡る。


「考える」とは

考えるとは、その言葉の通り、頭の中であれこれ思考を巡らせる事だが、
単に頭の中で思考するだけで無く、より良い方法、より効率的な手段を模索することと「考える」に含まれており、
分からなければ調べる、
知識のある者に教えを乞う、
これも「考える」の一部だ。

仕事において、
「◯◯くん、ちゃんと考えて仕事してる?」
「考えてはいるんですけどね、」
と言いつつ、内容に関しては理解してない、理解してない事を調べもしない、
これは私の中で「考えてる」に入らない。

自分の頭の中で終わっているうちは「考えてる」には程遠い。

単に、右かな?左かな?どっちがいいかな?という問答は、いくら行っても答えに行き着くことは無い。

私は、「考える」という言葉を
目的となるゴールが見えている時に使う。

今の時点でから、到達すべきゴールを見据えた上で、どのような手段を取るか。
明確な理想、目的、ゴールに至るまでに、手段や経路はいくつもあると考える。
その手段、経路の中で、
どれが一番労力がかからなくて、
時間が短くて、
他人の気持ちが着いてくるか。

図にしてみるとわかりやすい。
今という時点からゴールXを見据え、それに至る道筋が3本、A、B、Cとある。
どの道もゴールXに辿り着くが、どれも時間、手間、労力が異なる。

目的に向かうための手段を考える

複数思いつく道の中で、より良い手段を選ぶための材料集めを私は「考える」と呼ぶ。

考える時は、「(目的となるゴールに向かうために)どういう手段を取るべきか、Aか、Bか、Cか」と考える。



「悩む」とは

悩むとは、「考える」と同じく頭の中であれこれ脳みそをこねくり回すことであるが、
「考える」と異なる点は、取りうる手段によって、ゴールとなる結果が変わること。
そしてそのことがわかっている。

Aという手段を取ると、A'という結果に行き着くだろうという想像がついている。
Bという手段の先にはB'、
Cという手段の先にはC'という結果がある。

それがわかった上で、自分はどの手段を取るべきか、
自分はどの結果を望むのか。
逆説的にいうと、結果に対して取るべき手段はわかっている。
A'の結果が得たいのならばAという手段を取ればいいし、
B'の結果を望むならBの手段、
C'の結果を望むならCの手段をとればいい。

取る手段によって変わる結果を悩む


この先自分がどう行動するかで未来が変わってくるので、どうするべきかを悩む。

これは考えてもキリがない厄介な奴である。
まさに、右か左から論 である。これは調べても人に聞いてもよく分からない。
時間が事を進めてくれることもあるし、
そのうち気が変わることもある。
悩んでいるうちに選択肢が変わることだってある。

見据えた明確な目的に向かうためのルート、手段を調べ、聞き、「考える」

それぞれの手段の先にある分岐した異なる目的のいずれに向かうかを「悩む」


現在の私は完全に後者で、
私の中の根本の悩みに結論は未だ出ないが、
今回この「考える」と「悩む」の違いについて自分の中で言語化できたので、良しとする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?