みなさん、おはようございます。
ゆっかです。
連続投稿89日目です。
私の学んだ認知科学コーチングにおいては、共感傾聴をしないというのが基本です。
代わりに介入を行います。
なぜかというと共感傾聴はカウンセリング的な自己否定から自己肯定に持って行くフェーズに効果的。
コーチングは自己肯定から自己効力のフェーズを扱うものです。
現在から現状の外側のGOALに向けて進んでいくときに、共感傾聴したらどうなるか?
現状維持を肯定することになってしまうのです。
それはコーチングとは言えません。
勿論、現状の外に出て行くときに、しっかり自己肯定をしている土台がないとその先に行けないので、まずはしっかり現在地のGOODを受け取ってもらう必要があります。
そのときに共感傾聴が必要な場面もあります。
しかし、基本的にはコーチングを受ける人は現状を変えたいと思ってきているわけです。
つまり共感傾聴したらむしろだめなんです。
そして、現状維持の力はめちゃくちゃ強いです。
そのような無意識の身体の反応が出ているときにコーチはしっかり介入し、コンフォートゾーンを未来側にずらす必要があります。
そして、もう一つ忘れてはいけないのは、コーチングはその人の人生そのものを扱うこと。
強い言葉で言えばその人の人生を狂わし、死に追いやってしまう可能性もはらんでいるわけです。
勿論、逆に今から想像もつかないような最高の未来も手に入れられるわけですが。
諸刃の剣なのです。
だからこそ、介入は相手の利益100%で行わないといけません。
コーチのエゴで扱ってはいけない物なのです。
だから、組織でコーチングを扱いたいという人の中に、部下を思い通りに動かしたいという意図で学びに来る人に対して、私は少し違和感を覚えます。
人は変えられない。
変えられるのは自分自身だけ。
自責100%でコーチングを扱った結果、人に影響を与えられるかも知れない、くらいなものなのです。
以上、本日もお読みいただきありがとうございました。
今日も最幸の一日にしましょう!