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class 7:日本美術史 レポート

カバー画像《東都名所新吉原五丁町弥生花盛全図》歌川広重 1844年
江戸東京博物館所蔵

4月20日、日本美術史レポート(1)WEB提出。
5月13日、日本美術史レポート(1)WEB採点完了。評価S。
5月13日、日本美術史レポート(2)WEB提出。
6月4日、日本美術史レポート(2)WEB採点完了。評価S。

武蔵野美術大学通信課程の日本美術史に関する記事。

レポート(1)

「牛馬のしめす静と動 「源氏物語絵巻」「信貴山縁起絵巻」の鑑賞を通して」というタイトルで提出した。2131字程度。図版は4点採用。

ポイントと思われるものごと

  • 平安時代の絵画様式についておりこむ

  • 絵巻に共通する物事・差異を鑑賞する

  • 自身なりの「鑑賞ポイント」を記載する

S評価をいただいたので、自分が意識したことをポイントとしてまとめている。

学習の山場

はっきりいって、「源氏物語絵巻」は何が描かれているかを読み解くのが非常に難しい(五島本も徳川本も)。単純に経年劣化が進んでいるためではあるが。作品の理解を深めるのに、NHK出版(2006)『よみがえる源氏物語絵巻: 全巻復元に挑む』が大いに役立ったので強くおすすめしたい。私の住んでいる区立図書館には所蔵していましたし、借りられました。
……私はレポート提出してから見たんだけれどね……。先に見ておきたかったな。
東京ミッドタウンのサントリー美術館で「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」が2024年7月3日(水)~9月1日(日)に開催されるようなので、その鑑賞もよさそう。

レポート(2)

「歌川広重の時代と絵画構図」というタイトルで提出した。2119字程度。図版は6点採用。2024年3月26日(火)~5月19日に東京藝術大学大学美術館で開催された『大吉原展』で見た《東都名所新吉原五丁町弥生花盛全図》に惚れたので、絶対に歌川広重について書こう! と決めてとりくんだ。

ポイントと思われるものごと

  • 浮世絵師1名について、技法や作風目線で簡単にまとめる

  • 浮世絵における肉筆画と版画の相違、時代背景、技法、国際交流を意識する

S評価をいただいたので、自分が意識したことをポイントとしてまとめている。

学習の山場

ちょうどいい肉筆画を探すのが大変な可能性(引用にたえる図版、語るに足る作品)もあるので注意する。
錦絵にしろ墨摺絵にしろ、版画なので、別刷の作品図版が見つかれば、それも合わせて鑑賞し、論じてもよさそう。

まとめ

日本美術史は(たまたまかもしれないが)添削が返ってくるまで、結構時間がかかる。早めに取り組んでおかないとあとで大変なことになりかねないので、計画的に進めましょう。
https://note.com/yukizq/n/n10896452ff75

Appendix

さまざまな研究成果を参照しました。ありがとうございました。

レポート課題1
レポート課題2

積んで♡