企業の社会的責任とは?
企業の社会的責任
昔、昔、私が大学生だった頃、国際障害者年というのがあってそれ関連で調査をしたことがあった。
アンケート調査なのだが、今ならメールで送り、返信もメールでデータの処理も簡単だけど、
当時は面接調査をするようにいわれ、人事担当の人に電話をし面談の予約をして、アンケート用紙を持って都心の◯◯商事とか◯◯銀行とか名だたる企業にリクルートスーツを着て乗り込んで行った。
これはアルバイトだったせいもあり、当時、障害のある人たちと関わり始めたばかりの私は、初対面の人と会うことにあまり抵抗もなく、先輩たちと数を競うようにいやノルマも課せられた。
調査は障害のある人、特に聴覚障害のある人の雇用について、人数、働く状況、例えば手話のできる人がいるか、とか、サポート役の人がいるかという問をしていったと思う。
当時も障害者の法定雇用率が決められていて、これを守らないとペナルティが課せられていた。
面接の印象では、忙しいながらも私のような教育を学ぶ大学生を歓迎してくれた。
喫茶店でコーヒーをご馳走してくださった方も結構いたのは、当時まだまだ日本が上昇気流に乗っていたからかもしれない。
その方たちとのお話の中で、やはりグローバル展開をしていた企業の人で、
障害者雇用は企業の社会的責任です
と言われた人、女性がいた。
まあ、企業イメージをいいものにしようとしたのかもしれないけど。
社会から利潤を得ている以上、企業は社会的に責任もあります。
と、説明されたように思う。
今の日本の企業はどうなのだろうか?
社会の人々から利益をいただいているから、社会に地域に還元したい、地域の人々から愛される企業でありたい、
そんな理念があるのだろうか、
いや、あると信じたい。
都心の西武百貨店の行く末をファンの私は心配している。
疲れて立ち寄ったデパ地下は、美味しいお惣菜とスイーツの香りで私を包んでくれた。
ボーナスがでたら、、、と夢を抱いてのぞいていたバックや靴、ジュエリーのブランドショップ。
どうなってしまうんだろう。
そして、みんなの幸せが持続可能な社会にするために、今、何ができるのだろう。
◎今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました😊