伝記 No.11 みんなが友達だったらいいのにね。
暫く、間が空いてしまってごめんなさい。
今は10月16日の0:10。
『盆地と里の芸術祭』が終わってもう1日丸々経ってしまった。
福島県伊達郡国見町。
ここは、人口8,000人で過疎地域に認定されてホヤホヤの宮城県との県境の町である。
芸術祭。といっても、アートだけじゃなくて、
演劇・写真・イラスト・花・重要文化財・飲食店・雑貨店...
様々なジャンルが集結した。
私にとっては、どの人もアーティストだと思っている。だって、人それぞれ、自分の好きを表現したり、誰かに届けたいから表現している。
自分の価値観を表現すること。
決して、店舗をやっている人や絵が描ける人や写真を展示できる人が偉いとか凄いんじゃない。
皆、それぞれ、自分を表現する方法が異なるだけ。
この世に生まれた以上、何かしらの表現をするために生きているんじゃないのかな?
私はイベントを創る側にまわり、店舗さん達に想いを伝えて集めるのですが、それは、有名だとか人気店だからだとかでお声がけしている訳ではない。シンプルに、この人をお呼びしたら、『みんなが幸せになれる。』そう本気で思える人にお声がけするし、そう思える人と何かを表現する。本来、世に生まれた全員が、世に生まれたみんなを幸せにできる人だったら、争いも喧嘩も起きないんだろうなってつくづく思う。
だって、そうだったら、みんなが友達でいられる。
でも、人それぞれの表現方法があるってさっき言ったように、その人の表現方法が私にとって、合わない人だってたくさんいる。だから、有名だから人気だからという理由で妥協して、自分に合わない人と"何かをする"ことは決してやらない。
誰でも良いなんて微塵も思わない。
せっかくいい表現ができていても、挨拶ができない人もいれば、連絡ができない人だっているんだもの。
だから良い空間が創れる。と思っている。
今回は、赤ちゃんからお年寄り、県外から町内まで、真に幅広いゲストを迎えることができて、本当にいい景色だった。
みんなが友達になれるなら本当は嬉しいけど、それは到底難しそうだ。好きなものは好きだと表現するし、苦手なものにはトライはするけど、トライした上でやっぱり苦手だったら、距離をとります。
「大人になれよ」って、それを堪えてたら、自分の表現じゃなくなるし、自分を見失うからね。
確実に言えるのは、芸術祭に来て、私に顔を出してくれた人達は幸せそうな顔をしていた。そして、そんな人たちにこれからも幸せを届けたい。
では、10/26-27 の日常市 満穏 と 11/16-17 THE COFFEE'Sに向けてまた行ってきます💨
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