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100万円を手に入れれば、幸せになると思っていたのに

100万円があれば、もっと幸せになると思ってた。

100万円の札束が、2日前まで我が家に眠っていた。2月末にあげた結婚式のご祝儀の札束を、不用心にも自宅で保管をしていたからだ。キレイなご祝儀袋から中身を出すと、ざっと100万円以上ある。新しい1万円札が、こんなにたくさん。茶封筒はぷっくり膨れていた。

自分の口座に入金すると、所持金は過去最高額になった。親戚からお祝い金をいただいていたのもあり、結婚式や新婚旅行の自己負担額はかなり抑えられたからだ。100万円分、増えた!100万円は自分にとって大金だったので、やはりお金が増えるのは嬉しかった。

それでも、なぜか素直に喜べなかった。本当に、このままでいいんだろうか…。わたしは運よく無事結婚式ができて、ステキな思い出をつくれたし、新婚旅行にも予定通り行けた。自分の好きなもののためにお金を使い、読みたい本を買い、食べたいご飯も払えている。

一方、世の中にはお金に困っている人がいる。3~4月に結婚式をするカップルは、運悪くコロナの影響でキャンセルせざるを得ず、多額のキャンセル料を背負ってしまっている。どうしてもマスクが欲しい人は、生活費を切り詰め、転売屋が売る高額マスクを買ってるかもしれない。医療関係者は、いまもコロナに感染した人を救い続けている。世界のどこかでは、水や食べ物にも満足に得られない子どもたちもいる……。

そのとき「この100万円、もっと役に立てられないだろうか?」と思った。一部だけでも、もっと必要としている人にシェア出来たら……。。大金を見慣れていない庶民だからなのか、普段は自分のお金しか考えていないのに、自然とそんな気持ちになった。

とはいえ、100万円で出来る範囲は限られている。困っている人をすべて救えるはずもない。出来たとしても一部の人だけで、それは結局わたしの「自己満足」なのかも。ただ、それでも一部の人にでも役立てばいいのかな、と思って、電車広告で見かけてずっと気になっていた”Because I am a girl."に寄付を申し込んだ!

13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだしらない。

このコピーが衝撃的で、ずっと気になってた。性別を理由にまともな教育・支援が受けられない女の子のための募金だ。本当に役立つか分からないけど、自分の口座で眠らせておくよりはましだと思うと、抵抗なく毎月の寄付プランに申し込めた!役立つといいな、、、

本当はこういう行動も人知れずやるのがいいんだけど、あいにくnoteのネタがなかったので、つい書いてしまった。。。笑 今度はこっそりやってみよう。

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