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守れる〆切り、破る〆切り

〆切には2種類ある。守れるものと破ってしまうものだ。

「いつも宿題1番乗りですごいね」いま通っている写真教室の先生から、そういわれた。宿題を忘れないよう、必ず前日には出すようにしていた。まさか全体で1番早いとは思わなかった。そしてそれ以上に、自分が「〆切を守れる人間」だと思われているのに驚いた。

実は、、全く〆切を守れていないコミュニティがある。決しておろそかにしていいものでもないし、自分の中でも大事なタスクだ。それでもなぜか、いつもギリギリになったり遅れてしまったり……。今まで何度「申し訳ございません」と言ったんだろうか。このコミュニティの人は、まさかわたしが別の場所では〆切を守っているとは思わないだろう。

わたしが守れる〆切と守れない〆切、何が違うんだろう?どっちも大切なもので、それなりに大変なのに……。

ひょっとしたら「1度以上〆切を破った経験があるかないか」の違いではないか?

この前友人が、「彼氏との予定を1度でもドタキャンしてしまうと、もうすべてが面倒になってしまう」と話していた。たった1度、でもその1度が居回線になってしまう。〆切も同じで、1度遅れてしまうと境界線を乗り越えてしまい、次から「まあいっか」と思う気持ちがどこかに芽生えてしまう。自分にはあまり自覚がなくても……。

その一方で、一度も〆切を破っていなければ、ちょっとしたタスクでも「やらなきゃ!!」と危機感をもって取り組める。

今の時点で一度も破っていない〆切はいい。でもすでに破っている〆切に、私は今後どう向き合っていけばいいんだろう。もしかすると自分のどこかではあまり重視していなくて、本当はやめたいと思っているのかもしれない。もう少し長くやってみて、なかなかやる気が持続しないのなら思い切って断ってみてもいいかもしれない。

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