「わからない」がわかった?!
ひと月ちょっと前に、こんな記事を書きました。
言葉を含む発達に遅れのある5歳半過ぎの息子。質問に答えられないときに「わからない」と言えずに質問をオウム返ししてしまう、という内容です。
あれから1か月。今日、ついに、自分から「わからない」と言うのを聞きました。
おとうさんとの散歩から帰ってきた彼にどこに行ったのか私が聞いたとき、最初はスムーズに行き先を答えてくれていたのが、あちこち寄ったみたいで途中から思い出せなくなったみたいで。
「・・・わからない・・・」。小さな声で、自信なさげに。でも間違いなく。
あってる、あってるよ!それでいいんだよ!
大切な一歩。嬉しくて、「『わからない』と自分から言えた」と手帳の今日のところに書きました。
少しずつ少しずつ、何気ない意志疎通ができるようになってきています。かみ砕いて、知恵と工夫を駆使して・・・じゃなくても伝わる楽さ、嬉しさ。
発達に遅れのある彼にとって、「わからない」は困ったときに自分を助けてくれる魔法の言葉のひとつだと思っています。魔法の言葉、これからもゆっくり増やしていこう。
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