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こんな言い方で「すんなり」断ろう

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
断るときには、あれこれ前置きするのではなく、切り札ともいえる「ひと言」から、始めるのがいいでしょう。

 ここでは、活用できるシンプルな「ひと言」を紹介します。
●あいにくですが
「あいにくですが」は、断る際に使える「万能フレーズ」です。
くどくど理由を前置きするよりも、「あいにくですが」のひと言で、相手は事態を察します。
「あいにくですが、その日は出張ですので……」
「あいにくですが、まだ勉強中ですので……」
 そんな調子で断れば「なぜですか?」
「どうしてダメなのですか?」と、言及する人は先ずいません。

けっこうなお話ではありますが
「本当は断りたくない」「あなたの頼みだから」といったニュアンスを示すフレーズです。「けっこうなお話」という言葉で、相手を尊重する気持ちを表しています。
「けっこうなお話ではありますが、お引き受けするのは厳しいです」
「大変けっこうなお話ですが、今回はお断りさせていただきます」などと言うと、詳細な理由は伝えていませんが、断る事実は明白です。
意思は示せるわけです。ですから余計な前置きや、言い訳をして断るよりも、時間や労力、相手のダメージも小さいといえます。

●誠に不本意ではございますが
 相手の期待をひしひしと感じているが、要求には添えないというような時に使う「定番フレーズ」です。
「不本意」とは「私は望んでいないのですが」という意味ですから、恐縮している様子も、伝えられます。

~断るときには切り札ともいえる「ひと言」から始める~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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